安倍総理大臣

平成26年2月3日
握手を交わすロックリア司令官と安倍総理 (写真提供:内閣広報室)
意見交換するロックリア司令官と安倍総理 (写真提供:内閣広報室)
同席者含めた表敬の様子 (写真提供:内閣広報室)

 本3日午後6時05分から約20分間、安倍晋三内閣総理大臣は、訪日した米国のサミュエル・ロックリア太平洋軍司令官(Admiral Samuel J. Locklear, Commander, U.S Pacific Command)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。本件表敬には小野寺五典防衛大臣、キャロライン・ケネディ駐日米国大使他が同席しました。

  1. 冒頭、安倍総理から、アジア太平洋地域の安全保障環境が厳しさを増す中、日米同盟は極めて重要で、自衛隊と米軍との緊密な協力関係が求められており、そのような中で、今回のロックリア司令官の訪日は極めて有意義である旨述べました。
  2. これに対し、ロックリア司令官から、日米同盟の強化は最も重要であり、日米同盟がしっかり機能するよう取り組んでおり、日本の協力に感謝する旨の発言がありました。
  3. 安倍総理から、国家安全保障戦略、新たな防衛大綱及び中期防衛力整備計画の策定といった我が国の取組を紹介し、双方は、自衛隊と米軍の緊密な連携を含む強固な日米同盟の抑止力を示していくことで一致しました。また、双方は、日米防衛協力のための指針の見直しについても日米間で連携していくことで一致しました。
  4. また、双方は、在日米軍再編についても意見交換を行い、普天間飛行場の移設の推進や嘉手納以南の土地の返還の実施等、沖縄の負担軽減のための取組を着実に実施することの重要性を確認し、その取組を進めていくため引き続き協力していくことで一致しました。

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