アフリカ開発会議(TICAD)

令和元年8月28日

 8月28日,横浜にて,外務省,国際協力機構(JICA),国際獣疫機関(OIE)主催,農林水産省共催で,TICAD7公式サイドイベント「アフリカにおける人獣共通感染症との闘い:日・OIE協調プログラム」を開催したところ,概要以下のとおり。本イベントには,阿部俊子外務副大臣のほか高野光二郎農林水産政務官,ジャン・フィリップ・ドップOIE事務局次長,加藤宏JICA理事,喜田北海道大学名誉教授等が参加しました。

1 冒頭,阿部俊子外務副大臣は,国境を越えて伝播する人獣共通感染症を防ぎ,家畜,雇用,家族を守ることは,途上国を守るのみならず,先進国にもメリットのある取組であるとして,本イベントを通じ,日本・OIE関係が一層強固になるとともに,日本・OIE連携の下で行われる本プログラムがアフリカの人獣共通感染症対策に貢献することを期待する旨述べるとともに,アフリカにおける人獣共通感染症の課題解決に向けたJICA-OIE協力趣意書の調印式及びパネルディスカッションに立ち会いました。

2 本イベントでは,TICAD7横浜宣言でも新たな課題の1つとして取り上げられている人獣共通感染症の解決に向け,外務省・JICA・OIE,その他国内外の関係機関や研究者の間で,人獣共通感染症に関する研究能力の向上,コミュニティマネジメントをはじめとした感染症サーベイランスと対応の強化等の取組を進めていくことの重要性を確認しました。


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