国連外交

平成30年1月22日
(写真)中根外務副大臣とポロリカシュヴィリ世界観光機関(UNWTO)事務局長との会談

 1月16日(現地時間),スペインを訪問中の中根一幸外務副大臣は,ズラブ・ポロリカシュヴィリ世界観光機関(UNWTO)事務局長(Mr. Zurab Pololikashvili, UNWTO Secretary-General)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 中根副大臣から,本年1月のポロリカシュヴィリ事務局長の就任に祝意を示すとともに,早期の訪日を期待する旨述べました。これに対し,ポロリカシュヴィリ事務局長から,これまでのUNWTOに対する日本の貢献に感謝するとともに,早期の訪日を希望する旨述べました。
  2. 中根副大臣から,我が国の「観光立国」の実現に向けた取組について説明しました。これに対し,ポロリカシュヴィリ事務局長から,昨年訪日外国人旅行者数が過去最高を記録したことへの祝意が示されるとともに,日本の観光振興の取組は他国にとっても素晴らしい事例となる旨述べました。

[参考1]世界観光機関(UNWTO)

 UNWTOは,経済的発展,国際間の理解,平和及び繁栄に寄与するため,並びに人種,性,言語または宗教による差別なく,すべての者のために人権及び基本的自由を普遍的に尊重し,及び遵守することに寄与するため,観光を振興し及び発展させることを目的とする国連専門機関。

[参考2]ズラブ・ポロリカシュヴィリUNWTO事務局長(ジョージア出身)

 ジョージア経済発展大臣,TBC銀行グループ副頭取,FCディナモ・トビリシCEO,在スペイン・ジョージア大使等を務めた後,2018年1月にUNWTO事務局長に就任(任期は2021年まで)。


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