人道支援
河野外務大臣の国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)支援閣僚級会合出席
平成30年9月27日


1 米国訪問中の河野外務大臣は9月27日(木曜日)午後(ニューヨーク時間),UNRWA支援閣僚級会合(昼食会)に出席しました。
2 本会合は日本,ヨルダン,スウェーデン,トルコ,ドイツ,EUが共催し,各共催国外相及び上級代表,グテーレス国連事務総長,エスピノサ国連総会議長,クレヘンビュールUNRWA事務局長のほか,各国・機関等の閣僚級や代表が出席し,UNRWAの財政不足を改善すべく,同問題への対応やUNRWAの中長期的戦略について活発な意見交換を行いました。
3 河野外務大臣からは,UNRWAの活動は人道的な観点からも,中東の安定にとっても重要であること,また,日本は引き続き国際社会と協力してUNRWAへの支援に取り組む等述べました。さらに,本年は既にUNRWAに対し,4,000万ドルの拠出を決定済みであること,また新たにガザの電力不足対策支援(約450万ドル)を実施予定であることを述べました。また,ドナー拡大への貢献として,日本は本年6月にタイで開催された「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合」(CEAPAD)閣僚級会合の機会に,アジア諸国に対してUNRWA支援を呼びかけたことを紹介しました。