国連外交

平成29年1月18日
(写真1)
  1. 1月12日,午後13時20分から約20分間,小田原潔外務大臣政務官は,ジハン・スルタンオール国連開発計画(UNDP)総裁補兼欧州・CIS局長の表敬を受けました。
  2. 小田原政務官から,UNDPは日本の重要なパートナーであり,「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に向けた防災や女性等の分野での協力や「人道と開発の連携」の推進等において連携を更に強化したい,スルタンオール局長が担当する中央アジア,トルコ,ウクライナ等において日本の拠出によりUNDPが行っている支援について,着実な実施をお願いしたい旨述べるとともに,邦人職員増強をはじめとする日本の顔が見える支援に向けた取組について協力を要請しました。
  3. これに対し,スルタンオール欧州・CIS局長からは,トップドナーである日本からのUNDPへの支援に謝意が表明されるとともに,担当地域における開発課題について報告がありました。また,同局長からは,安倍総理が本部長を務めるSDGs推進本部の下で,日本が2030アジェンダの実施を強化していることを評価する,表敬に同席した下村国連常駐調整官をはじめとする邦人職員の増強に向けて引き続き協力したい旨の発言がありました。

(参考)

 UNDPは,国連システム最大の開発機関であり,高い専門的知識と豊富な経験,グローバルなネットワークを有し,ミレニアム開発目標達成や「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実施において主導的な役割を果たしている。

 UNDPは,第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)を共催するなど,我が国の重要なパートナーである。防災,ジェンダー平等,気候変動対策支援,人間の安全保障推進などの地球規模課題解決に向け,日本はUNDPと共に取り組んでいる。


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