国際保健

令和7年8月22日
IPPF事務局長とUNFPAエチオピア事務所代表と記念撮影を行う松本政務官

 8月22日、午後2時30から約15分間、松本尚外務大臣政務官は、TICAD 9に出席するために訪日中のアルバロ・ベルメホ国際家族計画連盟(IPPF)事務局長(Dr. Alvaro BERMEJO, Director-General of International Planned Parenthood Federation(IPPF))及びコフィ・クアメ国連人口基金(UNFPA)エチオピア事務所代表(Mr. Koffi KOUAME, Country Representative for Ethiopia of United Nations Population Fund(UNFPA))による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、松本政務官から、IPPF及びUNFPAによる性と生殖に関する健康(SRH)サービスの提供やジェンダー平等の推進は、日本が重視するユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の実現のために不可欠であり、引き続き協力したい旨述べました。これに対し、ベルメホIPPF事務局長及びクアメ・エチオピアUNFPA事務所代表は、今後もアフリカのみならず世界においてSRHサービスやジェンダー平等の推進に取り組み、日本とのパートナーシップを一層強化していきたい旨述べました。
  2. また、松本政務官から、途上国における周産期医療の充実を目指し、両機関に更なる活動を期待していることを伝えました。両機関はそれぞれの特性を活かし、UHC達成のために日本と緊密に連携していきたい旨述べました。

(参考1)国際家族計画連盟(International Planned Parenthood Federation:IPPF)

 世界で保健医療ケアを提供し、性と生殖に関する健康と権利(SRHR)をすべての人が実現するために働きかける国際NGO。

(参考2)国連人口基金(United Nations Population Fund: UNFPA)

 すべての妊娠が望まれ、すべての出産が安全に行われ、全ての若者の可能性が満たされるために活動する国連機関。

(参考3)ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)

 全ての人が負担可能な費用で質の確保された保健サービスを受けられ、経済的リスクから保護されること。


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