国際保健
安倍総理大臣の「国連ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)ハイレベル会合」出席
令和元年9月23日

(写真提供:内閣広報室)

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1 米国訪問中の安倍総理は,9月23日(月曜日)17時45分(現地時間)から約15分間,国連ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)ハイレベル会合に出席しました。本会合には,安倍総理大臣のほか,ムハンマド=バンデ国連総会議長,テドロス・アダノムWHO事務局長,メリンダ・ゲイツ ビル&ゲイツ財団共同議長等が参加しました。
2 安倍総理大臣は,本会合において,『日本が1961年に国民皆保険制度を導入し,UHCを達成したことが,日本の社会経済発展,健康長寿の達成を支えてきたこと,日本はこの経験に根ざし,世界の人々にUHCの重要性を広く訴えてきたこと』等を述べました。
3 また,安倍総理大臣は,『本年開催したG20大阪サミット及びアフリカ開発会議(TICAD7)においては,UHCを議題の一つとして取り上げ』たことを紹介し改めて保健に加え,栄養,水・衛生等分野横断的取組の促進,保健財政の強化の重要性について強調しました。
安倍総理大臣スピーチ(日本語(PDF)

4 本会合では政治宣言が承認されました。政治宣言では,2030年までに全ての人々に基礎的医療を提供すること,医療費支払いによる貧困を根絶すること等の目標が再確認され,具体的な対策として,保健財政の強化,プライマリー・ヘルス・ケア(PHC)の推進,感染症・非感染性疾患対策,水・衛生や栄養の改善,保健教育の推進,保健人材の育成等が掲げられ,UHC達成に向けた政治レベルの強いコミットメントが示されました。
- 国連ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)ハイレベル会合
(写真提供:内閣広報室) - 国連ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)ハイレベル会合
(写真提供:内閣広報室)
【参考】ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)(PDF)
すべての人が,基礎的な保健サービスを,支払い可能な費用で受けられること。