気候変動

令和7年8月26日
握手をする宮路外務副大臣とドゥアルテGCF事務局長
意見交換をする宮路外務副大臣とドゥアルテGCF事務局長

 8月25日(月曜日)午後2時40分から約30分間、宮路拓馬外務副大臣は、来日中のマファルダ・ドゥアルテ緑の気候基金(GCF)事務局長(Ms. Mafalda Duarte, Executive Director, Green Climate Fund)による表敬を受けました。

  1. 宮路副大臣から、ドゥアルテ事務局長の訪日を歓迎し、ドゥアルテ事務局長が果たしてきたGCFの改革努力とリーダーシップに感謝の意を表した上で、パリ協定の1.5度目標達成に向けたGCFの役割に対する期待を伝えつつ、我が国としてもGCFと連携していきたい旨述べました。宮路副大臣は、GCFが民間資金の動員、気候変動に最も脆弱な国々の適応能力と強じん性の強化、広汎な知見の活用と効果的・効率的な事業実施と運営に取り組んでいることを確認した上で、GCFの行動が引き続き国際社会にとって重要かつ有用であることを目に見える形で訴えていくことが重要であり、日本としてGCFの活動を支援していく旨述べました。
  2. これに対し、ドゥアルテ事務局長は、日本がGCFに対して引き続き多大な貢献を行っていることに謝意を述べるとともに、最も脆弱な人々やコミュニティへの支援の強化、民間投資の動員に引き続き優先的に取り組みたいと述べました。また、ドゥアルテ事務局長は、これまで自身が積極的に取り組んできた効果的・効率的な運営に向けた改革を紹介し、日本の関係者の関与を積極的に得ていきたいと述べました。
  3. 宮路副大臣とドゥアルテ事務局長は、GCF事務局における日本人職員の増加や、GCF事業への日本企業の関与についても意見交換を行い、今後も日本政府とGCFの間で連携していくことで一致しました。

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