科学技術
日独科学技術協力
令和5年2月3日
1974年10月に締結された日独科学技術協力協定(PDF)に基づき,これまでに日独科学技術協力合同委員会を計24回開催している。
日独科学技術協力合同委員会
第24回科学技術協力合同委員会概要
第23回科学技術協力合同委員会概要
第22回科学技術協力合同委員会概要
- (1)第22回日独科学技術協力合同委員会は、2016年11月30日から12月1日にボンにおいて開催された。
- (2)この委員会には、日本側から中根猛科学技術協力担当大使を共同議長として、原山優子内閣府総合科学技術・イノベーション会議常勤議員が同席し、内閣府、外務省、文部科学省、経済産業省、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、独立行政法人日本学術振興会(JSPS)、国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)等の関係者が参加した。独側からは、初日(11月30日)にゲオルグ・シュッテ連邦教育研究省次官が共同議長を務めた後、マエンネル同省国際協力局次長(2日目)が共同議長を引き継ぎ、連邦教育研究省、ドイツ研究振興協会(DFG)、ドイツ学術交流会(DAAD)、フンボルト財団(AvH)、マックスプランク研究所(MPG)、フラウンホーファー研究機構(FhG)、ライプニッツ協会(WGL)、ドイツ航空宇宙センター(DLR)等から関係者が参加して行われた。
- (3)この委員会では,両国の科学技術イノベーション政策について最新の情報、とりわけ日本側が標榜する「Society 5.0」と独側が標榜する「Industry 4.0」に向けた取組の共有と、蓄電技術、クラスター協力、クリーンエネルギー、サービスロボットをはじめとした研究領域における両国による協力の意義の確認、今後の展望に関する議論が行われた。特に、自動走行及びフォトニクス等の分野については,具体的な協力プログラム形成に向けて議論を進展させていくことで一致した。さらに、両国の関係機関間の連携について双方からの発表と、それに基づく意見交換が行われた。