報道発表

第25回日独科学技術協力合同委員会の開催

令和7年5月27日

　5月26日、東京において、第25回日独科学技術協力合同委員会を開催しました。

合同委員会では、川村裕科学技術協力担当大使とクリスティアン・シュテルツ独連邦研究・技術・宇宙省アジア・オセアニア協力担当課長（Mr. Christian Stertz, Head of Division 214 (Cooperation with Asia and Oceania), Federal Ministry of Research, Technology and Space）が共同議長を務め、ジルケ・ラウネルト独連邦研究・技術・宇宙省政務次官（Dr. Silke Launert, Parliamentary State Secretary to the Federal Minister of Research, Technology and Space）が出席された他、両国の関係府省庁・機関、大学等の関係者が、対面及びオンラインで出席しました。
合同委員会では、両国の科学技術・イノベーション政策の進展を紹介するとともに、資金助成機関間や大学間、研究機関間、科学アカデミー間の連携・協力、また、AI、ロボット技術、半導体、量子技術、通信技術、フュージョンエネルギー、水素技術、海洋・極地研究、バイオエコノミーや研究セキュリティ・インテグリティの確保等、多岐に渡る分野における両国の科学技術協力の現状と今後の方向性について活発な議論が行われました。

両国は、1974年10月に科学技術協力協定を締結。第3条において、同協定実施に関連する科学技術の政策事項を討議し、また同協定に基づく活動・成果を検討する政府間の枠組みとして、合同委員会を設置することを規定。
同協定に基づき、日本、ドイツで交互に合同委員会を開催しており、前回（第24回）は2023年2月にドイツ・ボンにて開催。