科学技術
第21回日独科学技術協力合同委員会概要
平成25年3月12日
- (1)第21回日独科学技術協力合同委員会は、2013年3月12日に東京において開催された。
- (2)この委員会には、日本側から丸尾眞科学技術協力担当大使を共同議長として、外務省、内閣府、文部科学省、経済産業省、独立行政法人科学技術振興機構(JST)、独立行政法人日本学術振興会(JSPS)、独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)等の関係者が、独側からフォルカー・リーケ外務省国際局長を共同議長として、連邦教育研究省、外務省、ドイツ研究振興協会(DFG)、フラウンホーファー研究機構(FhG)等からの関係者が参加して行われた。
- (3)この委員会では、両国の科学技術政策について最新の情報を共有し、分野別協力に関する議論、及び、関係機関間の連携について意見交換が行われた。分野別協力としては、ライフサイエンス、環境・エネルギー、フロンティア・サイエンスの各分野における協力の進展を確認した。特に、海洋地球科学分野では、日本側から共同ワークショップの開催が提案され、ドイツ側から賛同を得た。また、ドイツ側から、2012年3月に日独の国際共同研究チームにより実施された研究船「ゾンネ(Sonne)」を用いた三陸沖海底地殻調査についてのプレゼンも行われた。