ODAとは? ODA予算・実績

国別援助実績
1991年~1998年の実績
III 中央アジア及びコーカサス地域


1.概説


(1) 中央アジア(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)及びコーカサス(アゼルバイジャン、アルメニア、グルジア)地域は、ユーラシア大陸のほぼ中央部に位置し、古くからステップ遊牧民とオアシス定住民とが独自の文化をつくってきた。1917年のロシア革命後、同地域はソ連の共和国となり、現在の国境は1924年にほぼ決定した。80年代半ば以降、ソ連のペレストロイカとともに民族主義の気運が高まり、各共和国は91年12月のソ連解体に伴い、独立を果たした。
 両地域は、面積約420万平方キロメートル、人口7,000万人を擁する。ロシア人の比率はカザフスタン及びキルギスにおいて高く(各々35%及び22%、他国は10%以下である)、中央アジア5ヵ国においては、言語はロシア語も使用されているが、タジキスタンはペルシャ語系言語、他の4ヵ国はトルコ語系言語を公用語としている。また、宗教はすべてイスラム教スンニー派であるものの、政治と宗教は分離している。コーカサス3国においては、民族、言語、宗教とも各国で異なる。アゼルバイジャンはアゼルバイジャン人が83%、公用語はトルコ語系のアゼルバイジャン語、宗教はイスラム教(シーア派)、アルメニアはアルメニア人93%、公用語は印欧語系のアルメニア語、宗教はキリスト教(アルメニア正教)、グルジアはグルジア人70%、公用語は独立の地域言語であるグルジア語、宗教はキリスト教(グルジア正教)及びイスラム教(スンニー派)が主流となっている。


 表-1 中央アジア及びコーカサス諸国の人口、一人当たりGNP及び我が国との関係
国名 人口 一人当たりGNP 対日輸出 対日輸入 在留邦人 在日外国人
1997年
(千人)
1997年
(ドル)
1998年
(百万円)
98.10.1
現在(人)
98.12.31
現在(人)

ウズベキスタン
カザフスタン
キルギス
タジキスタン
トルクメニスタン
アゼルバイジャン
アルメニア
グルジア

23,667
15,801
4,635
6,017
4,658
7,600
3,787
5,427
1,020
1,350
480
330
640
510
560
860
5,255
15,686
71
8
6
58
765
87
8,767
6,937
142
692
1,027
2,469
246
424
111
143
17
1
2
19
0
0
80
54
12
4
1
20
25
32

(注)1.人口、一人当たりGNPは世銀アトラスによる。
    2.輸出入統計は、日本側通関統計(対日輸出はCIF価額、対日輸入はFOB価額)による。 
   3.在留邦人数は外務省調べ、在日外国人は法務省調べ。


 図-1 中央アジア及びコーカサス地域


(2) 中央アジア及びコーカサス地域諸国は、いずれもCIS(独立国家共同体)の一員として、ロシアをはじめとする旧ソ連諸国との結びつきが極めて強いほか、近隣諸国であるトルコ、イラン、中国等との関係も強化しつつある。
 また、中央アジア諸国は一般にイスラム原理主義の浸透と民族紛争の拡大を懸念しており、中東諸国との間の国境管理につきロシアと共通の利害を有している。こうした観点から、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギスは、ロシアと共にタジキスタンの内戦の調停及びアフガニスタンとタジキスタンの国境管理に努力を続けている。
 コーカサス3国においては、アゼルバイジャンとアルメニアのナゴルノ・カラバフ紛争、グルジアにおけるアブハジア紛争及び南オセチア紛争等の民族紛争が沈静化しているものの、未解決である。

 (3) 経済的には、国家計画経済から市場経済への移行に伴う混乱が各国の経済に大きな影響を与え、生産の落ち込み、インフラ老朽化等、課題は多い。一方、一部の国では市場経済化の改革努力がマクロ面を中心に95年頃から一定の成果を上げ、経済成長率がプラスに転じるなどの変化が見られていたが、98年夏に発生したロシアの金融不安がこれらの国の経済に影を落としている。総じて中央アジア及びコーカサス諸国においては金融市場、特に証券市場が未発達なため、金融不安の投資面での影響は弱いと言えるが、国債調達への影響が避けられず、また、現在もロシア経済に依存している国が多いため、対外収支悪化等による国内経済への波及が指摘されている。
 中央アジア5ヵ国はソ連崩壊後、世銀・IMFへの加盟を果たし、また欧州復興開発銀行(EBRD)の加盟国としての地位を旧ソ連から承継している。更に、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタンはアジア開発銀行(ADB)にも加盟を果たしており、これらの機関による融資が可能となっている。

 (4) カザフスタン、キルギスが96年にベラルーシとともに統合強化条約を締結し、ロシアを中心とするCIS統合強化の動きに同調したものの、その後対ロシア関係に大きな動きは見られない。他方でウズベキスタン及びトルクメニスタンはこの統合強化には一線を画す傾向にある。コーカサス地域では、アゼルバイジャン、グルジアが石油開発を中心に西側との関係を強化しつつある一方で、アルメニアはロシア寄りの路線をとっている。

 (5) 我が国との関係は総じて良好であり、92年4~5月に渡辺副総理兼外務大臣(当時)がカザフスタン、キルギスを訪問し、99年5月に高村外務大臣がウズベキスタン及びアゼルバイジャンを訪問している。中央アジア諸国からは大統領、首相クラスの訪日が相次いでおり、またコーカサス地域からは、98年2月アゼルバイジャンから、99年2月グルジアから、それぞれ大統領が訪日している。


2.我が国政府開発援助実績


 (1) 我が国は、旧ソ連支援の一環として、中央アジア及びコーカサス地域がDAC途上国リストに掲載される以前の91年から、研修員受入れ、専門家派遣等を開始しており、92年10月の旧ソ連支援東京会議において表明した1億ドルの対NIS(旧ソ連新独立国家)人道支援及び93年4月のG7閣僚合同会合において表明した1億ドルの対NIS人道支援及び1.2億ドルの対NIS改革促進支援の一部をこの地域にも実施してきている。
 中央アジア5ヵ国は93年1月より、コーカサス3国は94年1月よりDAC途上国リストに掲載されたが、これは、この地域に対するODA供与に道を拓くため、我が国がDAC諸国に対してDAC途上国リスト掲載を積極的に働きかけた結果であり、我が国がこの地域の支援を重視していることの表れである。

 (2) この地域に対する協力は、これら諸国が国家計画経済体制から市場経済体制への移行期にある国であり、ソフト面での協力が重要であると考えられることから、技術協力の分野で98年度末までにこれら5ヵ国から923名を受け入れた。このほか、経済運営の専門家派遣、通信、金融、環境、運輸インフラ、資源開発分野での開発調査等を中心に協力を実施している。また、有償資金協力については、タジキスタン以外の各国へ運輸・通信インフラ、エネルギーを中心とした協力を行っている。無償資金協力については、医療・保健分野を中心とする一般無償資金協力、ノンプロジェクト無償資金協力、草の根無償資金協力等を実施している。
 また、我が国のODA政策を説明するとともに、開発計画、援助重点分野、今後の援助のあり方などについて協議するため、95年10月にはキルギス、トルクメニスタン、96年7月にはコーカサス3国、96年10月にはカザフスタン及びウズベキスタン、99年3月にはアゼルバイジャン及びグルジアとの間で経済協力に関する政策協議を実施している。


3.我が国政府開発援助のあり方


 (1) 我が国は、ソ連崩壊後の新たな国際情勢の下でアジアの一角としての中央アジア及びコーカサス地域の重要性を考慮し、ODA大綱原則を踏まえ、これら諸国の市場指向型経済導入の努力を積極的に支援していくことを目的として、今後も人材育成のための技術協力や経済改革に伴う困難を緩和するための資金協力を中心とした援助を行う方針である。特に、97年7月に橋本総理(当時)が「ユーラシア外交」を提唱し、「シルクロード地域」としての中央アジア及びコーカサス地域に対する積極的な外交を展開していく方針を提示したことを踏まえ、この地域との政治・外交、経済・開発、文化などの分野における対話、協力、交流を積極的に進めていく。

 (2) この地域の諸国は、独立後の自立的な経済発展のための基盤が十分に整備されていないとの共通の課題がある。これを踏まえて、この地域に対する我が国開発援助は、1)民主化・市場経済化のための人材育成と制度造り、2)運輸・通信インフラを中心とする経済インフラの整備、3)保健・医療、教育等の社会セクターへの協力、4)環境保全の4分野が重点となる。

 (3) 有償資金協力については、中央アジアに対しては経済発展に資する運輸・通信インフラを重点的に、またコーカサスに対しては国際収支改善に資するエネルギー分野を重点的に、優良なプロジェクト案件を中心に実施していく。
 無償資金協力については、これらの国の国内情勢等を考慮し、市場経済化に伴う困難緩和のための支援として、技術協力等との連携を図りつつ、保健・医療、教育、環境等の分野を中心に実施していく。
 技術協力については、市場経済、環境、各種行政分野を中心として、経済、社会の発展を担う人材の育成を支援していく。
 また、開発調査については、市場指向型経済の定着、社会・経済基盤の整備、環境保全等の面で技術移転効果が高い案件につき実施していくとともに、鉱物資源開発についても協力を検討していく。


 表-2 中央アジア及びコーカサス地域に対する我が国二国間ODA実績

(支出純額、単位:百万ドル)
暦年 1993 1994 1995 1996 1997 1998 累計
ODA 贈与 無償資金協力
(-)
0.49
(0.0)
21.87
(0.7)
33.09
(1.4)
41.46
(2.1)
24.20
(1.12)
121.11
技術協力 2.57
(0.1)
8.97
(0.3)
14.97
(0.4)
18.80
(0.6)
24.54
(0.8)
27.89
(1.00)
97.74
贈与計 2.57
(0.1)
9.46
(0.2)
36.84
(0.6)
51.88
(0.9)
66.01
(1.3)
52.09
(1.05)
218.85
政府貸付等
(-)
39.73
(0.9)
30.45
(0.7)
28.13
(1.0)
90.87
(5.8)
189.62
(5.19)
378.80
政府開発援助計
(ODA計)
2.57
(0.0)
49.19
(0.5)
67.29
(0.6)
80.01
(1.0)
156.88
(2.4)
241.72
(2.81)
597.66

(注)( )内は各形態別の全世界合計(東欧を含む)に占める中央アジア及びコーカサス地域の割合(%)。


図-2 中央アジア・コーカサス地域及び全世界に対する我が国二国間ODAの形態別構成

グラフ画像


表-3 中央アジア及びコーカサス地域に対する我が国二国間ODAの形態別・国別・年度別実績

 (1) 有償資金協力
(単位:億円)
国名 94年度 95年度 96年度 97年度 98年度 累計
ウズベキスタン 127.00 216.28 (2) 343.28
カザフスタン 72.36 215.30 (1) 221.22 (1) 508.88
キルギス 31.27 84.70 (3) 52.50 (3) 233.47
タジキスタン
トルクメニスタン 45.05 (7) 45.05
(中央アジア合計) 31.27 199.36 516.28 45.05 273.72 1,130.68
アゼルバイジャン 206.99 (4) 206.99
アルメニア (2) 53.99 (5) 53.99
グルジア 53.32 (6) 53.32
(コーカサス合計) 260.31 53.99 314.30
合計 31.27 199.36 516.28 305.36 327.71 1,444.98

(注)1.「年度」の区分は、交換公文締結日による。
   2.「金額」は交換公文ベース。
   3.○の中の数字は地域における順位。


 (2) 無償資金協力
(単位:億円)
国名 94年度 95年度 96年度 97年度 98年度 累計
ウズベキスタン 15.97 18.30 14.02 11.28 (4) 9.59 (1) 69.16
カザフスタン 0.49 8.46 14.13 (6) 0.49  (4) 24.05
キルギス 10.00 15.90 13.08 3.01 (1) 15.01 (2) 57.50
タジキスタン 0.10 0.09 (7) 0.16 (8) 0.35
トルクメニスタン 5.55 (7) 5.55
(中央アジア合計) 25.97 34.79 41.11 28.51 25.25 128.19
アゼルバイジャン 6.50 4.00 (3) 9.88 (5) 20.38
アルメニア 9.00 4.00 (5) 4.00 (6) 17.00
グルジア 10.00 3.80 (2) 14.30 (3) 28.49
(コーカサス合計) 25.5 11.8 28.18 35.87
合計 25.97 34.79 66.61 40.31 53.43 194.06

(注)1.「年度」の区分は、交換公文締結日による。
   2.「金額」はJICA経費実績ベース。
   3.○の中の数字は地域における順位。


 (3) 技術協力
(単位:億円)
国名 94年度 95年度 96年度 97年度 98年度 累計
ウズベキスタン 3.46 4.34 6.10 5.81 (3) 3.51 (3) 24.32
カザフスタン 1.51 4.71 9.93 9.13 (1) 11.15 (1) 37.23
キルギス 4.55 3.68 3.35 5.83 (2) 6.22 (2) 26.72
タジキスタン 0.22 0.21 0.23 0.33 (7) 0.51 (6) 2.12
トルクメニスタン 0.18 0.24 0.87 0.14 (8) 0.40 (4) 2.49
(中央アジア合計) 9.92 13.18 20.48 21.24 21.80 92.87
アゼルバイジャン 0.04 0.07 0.08 0.40 (5) 1.12 (7) 1.77
アルメニア 0.05 0.04 0.09 0.16 (4) 1.94 (5) 2.34
グルジア 0.08 0.07 0.15 0.23 (6) 0.88 (8) 1.47
(コーカサス合計) 0.17 0.18 0.32 0.79 3.94 5.58
合計 10.09 13.36 20.80 22.03 25.74 98.45

(注)1.「年度」の区分は、交換公文締結日による。
   2.「金額」はJICA経費実績ベース。
   3.○の中の数字は地域における順位。


 表-4 中央アジア及びコーカサス地域に対する我が国無償資金協力の分野別実績

 (1) 全体内訳 (単位:億円)
年度 一般 水産 緊急 文化 小計 食糧
(KR)
食糧増産
(2KR)
総計
96 46.65
(2.4)

(-)

(-)
0.46
(1.8)
47.11
(2.2)
4.50
(3.4)
22.50
(7.5)
74.11
(2.8)
97 20.72
(1.1)

(-)
4.19
(3.3)
0.78
(3.1)
25.69
(1.2)
9.00
(5.9)
18.80
(6.8)
53.49
(2.0)
98 31.50
(1.7)

(-)
2.18
(1.1)
2.14
(9.3)
35.82
(1.6)

(-)
17.60
(6.8)
53.42
(2.1)

(注)1.「一般」には、「一般プロジェクト無償」、「経済構造改善努力支援(ノン・プロジェクト)無償」、「債務救済」及び「草の根無償」が含まれる。
   2.( )は、金額の全世界合計に占めるシェア(%)。


 (2) 一般無償内訳
(単位:億円)
年度 医療・保健 教育・研究 民生
環境改善
農林業 通信・運輸 債務救済 その他 合計
96 5.55
(2.4)

(-)

(-)

(-)
9.60
(2.4)

(-)
31.50
(8.9)
46.65
(2.4)
97 20.41
(9.2)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)
0.31
(0.0)
20.72
(1.1)
98 24.54
(10.2)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)
6.96
(1.6)
31.50
(1.7)

(注)1.「一般」には、「経済構造改善努力支援(ノン・プロジェクト)無償」及び「草の根無償」が含まれる。
   2.( )は、金額の全世界合計に占めるシェア(%)。

 

 表-5 中央アジア及びコーカサス地域に対する我が国技術協力の年度別・形態別実績

(単位:人)
年度 経費総額
(億円)
研修員受入
(人)
専門家派遣
(人)
調査団派遣
(人)
協力隊派遣
(人)
94 10.09
(0.8)
100
(1.1)
2
(0.1)
110
(1.4)

(-)
95 9.68
(0.7)
131
(1.3)
3
(0.1)
174
(2.0)

(-)
96 20.81
(1.4)
152
(1.4)
12
(0.4)
258
(2.9)

(-)
97 22.03
(1.5)
167
(1.5)
26
(0.9)
247
(2.8)

(-)
98 25.74
(1.8)
267
(1.4)
33
(1.0)
254
(3.2)

(-)
累計 98.45
(0.5)
923
(0.5)
79
(0.1)
1,087
(0.8)

(-)

(注)1.JICA実績ベース。
   2.( )は、全世界に占める中央アジア及びコーカサス地域のシェア(%)。

 

 表-6 中央アジア及びコーカサス地域に対する我が国技術協力の分野別人数実績(98年度までの累計)

(単位:人)
  研修員受入 専門家派遣 調査団派遣 協力隊派遣
計画・行政
  開発計画
  行政
公共・公益事業
  公益事業
  運輸交通
  社会基盤
  通信放送
農林・水産
  農業
  畜産
  林業
  水産
鉱工業
  鉱業
  工業
エネルギー
商業・観光
  商業・貿易
  観光
人的資源
  人的資源
  科学・文化
保健医療
社会福祉
その他

266
277

4
54
5
45

36




67
10


69


33

48
1
8

14
18


6

3






6



13


7

6

6

41
59

89
171
44
38

49

11


153
200
8






152

72

























923 79 1,087

(注) JICA人数実績による。


 

 表-7 中央アジア及びコーカサス地域に対するDAC主要援助国の二国間ODAの推移

(支出純額、単位:百万ドル)
国名 94年 95年 96年 97年
米国 221.0(3.0) 185.0(3.3) 282.0(4.1) 116.0(2.3)
日本 49.2(0.5) 67.3(0.6) 80.0(1.0) 156.9(2.4)
スイス 17.4(2.4) 14.0(1.8) 7.7(1.1) 19.0(3.3)
ドイツ 17.4(0.4) 98.2(2.0) 103.7(2.3) 65.7(1.8)
スウェーデン 14.9(1.1) 7.8(0.7) 7.1(0.5) 3.8(0.3)
英国 14.6(0.9) 16.3(1.0) 20.7(1.2) 16.2(0.8)
全DAC諸国計 364.5(0.9) 452.3(1.1) 568.0(1.5) 424.6(1.3)

 (注)( )内は、各DAC諸国の二国間ODAの総計(東欧を除く)に占める中央アジア及びコーカサス地域のシェア(%)


表-8 中央アジア及びコーカサス地域に対するDAC主要援助国の国別二国間のODA実績(97年)

(支出純額、単位:百万ドル)
  米国 日本 スイス ドイツ スウェーデン 英国 DAC合計
ウズベキスタン
カザフスタン
キルギス
タジキスタン
トルクメニスタン
アゼルバイジャン
アルメニア
グルジア
2.0
37.0
8.0
13.0
0.0
2.0
22.0
32.0
83.2
43.1
18.1
0.3
0.8
2.8
4.3
4.4
0.0
0.0
8.5
5.2
0.0
0.7
1.1
3.5
21.4
6.9
8.7
5.1
0.5
3.6
4.1
15.4
0.1
0.1
0.0
1.3
0.0
0.3
1.3
0.6
1.0
3.8
1.3
3.2
0.6
2.0
1.6
2.9
110.9
93.7
50.4
35.9
2.2
15.4
46.4
69.7
合計 116.0 156.9 19.0 65.7 3.8 16.2 424.6

(注) 合計には、「その他」、「分類不能」が含まれている。


  

表-9 中央アジア及びコーカサス地域に対するDAC諸国・国際機関のODA実績

ODA NET
(支出純額、単位:百万ドル)
暦年 1位 2位 3位 4位 5位 うち日本 合計
95
96
97
米国 185.0
米国 282.0
日本 156.9
ドイツ 98.2
ドイツ 103.7
米国 116.0
日本 67.3
日本 80.0
ドイツ 65.7
オランダ 39.5
オランダ 33.8
スイス 19.0
英国 16.3
英国 20.7
オランダ 18.3
67.3
80.0
156.9
452.3
568.0
424.6

政府貸付
(支出純額、単位:百万ドル)
暦年 1位 2位 3位 4位 5位 うち日本 合計
95
96
97
ドイツ 56.5
ドイツ 61.3
日本  90.9
日本 30.5
日本 28.1
米国 35.0
米国  14.0
米国  25.0
ドイツ  30.9

フランス 0.9
フランス 2.7


30.5
28.1
90.9
101.0
115.2
159.5

無償資金協力
(支出純額、単位:百万ドル)
暦年 1位 2位 3位 4位 5位 うち日本 合計
95
96
97
米国 131.0
米国 123.0
米国  73.0
日本 21.9
日本 33.1
日本 41.5
オランダ 18.3
ドイツ   17.9
オランダ 17.7
スイス  13.9
オランダ 16.3
スイス  14.4
ドイツ  13.7
英国    11.5
ドイツ  14.4
21.9
33.1
41.5
234.0
238.6
188.3

技術協力
(支出純額、単位:百万ドル)
暦年 1位 2位 3位 4位 5位 うち日本 合計
95
96
97
米国  40.0
米国 134.0
日本  24.6
ドイツ 27.9
ドイツ 24.5
ドイツ 20.4
オランダ 21.2
日本   18.8
英国   10.1
日本    15.0
オランダ 17.6
米国    8.0
英国    8.6
英国    9.2
フランス 5.0
15.0
18.8
24.6
118.0
214.1
76.8

表-10 中央アジア及びコーカサス地域に対する国際機関のODA実績

ODA NET
(支出純額、単位:百万ドル)
暦年 1位 2位 3位 4位 5位 その他 合計
95
96
97
IDA 285.1
IDA 290.7
IDA 284.6
CEC 127.6
CEC 162.7
IMF 220.6
IMF  46.0
IMF 153.0
CEC 120.8
ADB 46.0
ADB 32.2
ADB 68.9
WFP  26.7
WFP  20.2
UNDP  25.3
53.7
59.7
64.1
585.0
718.4
784.3

政府貸付
(支出純額、単位:百万ドル)
暦年 1位 2位 3位 4位 5位 その他 合計
95
96
97
IDA 285.1
IDA 290.7
IDA 284.6
IMF  46.0
IMF 153.0
IMF 220.6
ADB 34.0
ADB 32.2
ADB 68.9

IFAD 1.1
IFAD 1.2


0.0
0.0
0.0
365.1
477.0
575.2

無償資金協力
(支出純額、単位:百万ドル)
暦年 1位 2位 3位 4位 5位 その他 合計
95
96
97
CEC 65.3
CEC 97.0
CEC 68.1
WFP 26.7
WFP 20.2
WFP 24.0
UNHCR 16.0
UNHCR 18.3
EBRD   9.4
ADB 12.0

UNHCR 5.5


0.0
0.0
0.0
120.0
135.4
107.0

技術協力
(支出純額、単位:百万ドル)
暦年 1位 2位 3位 4位 5位 その他 合計
95
96
97
CEC 62.2
CEC 65.7
CEC 52.7
UNICEF 24.5
UNICEF 17.4
UNDP   25.3
UNDP 6.8
UNDP  12.8
UNICEF 15.1
UNTA  2.5
UNFPA 4.4
UNFPA 5.4
UNFPA 1.5
UNTA  2.0
UNTA  3.2
2.4
3.9
0.4
100.0
106.0
102.1


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