国連外交
岩屋外務大臣による国際文化会館及びジャパン・ソサエティ共催イベントへの出席
令和7年9月22日

9月22日(現地米国時間)、第80回国連総会への出席のためニューヨークを訪問中の岩屋毅外務大臣は、公益財団法人国際文化会館及びジャパン・ソサエティ共催「国連総会ハイレベルウィーク特別対話(テーマは「戦略的フロンティアー分断する世界における日米のリーダーシップ」)」に出席し、「日本外交とグローバル・ガバナンス」と題して基調講演を行いました。概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣は、日本の外交方針として、日米同盟の強化、同志国連携・近隣諸国との関係、グローバル・サウスとの関係について述べました。
- その上で、グローバル・ガバナンスの問題に言及し、多くの国際機関やフォーラムに課題が指摘されており、効率性の改善を含めた改革が求められている現状に触れました。
- 最後に、日本が、対話と協調の外交を通じ、分断し対立する世界において、各国を結びつける結節点となるべく行動していく決意を述べました。
(参考2)公益財団法人 国際文化会館
日本と世界の人々の間の文化交流と知的協力を通じて国際相互理解の増進をはかることを目的に、1952年にロックフェラー財団をはじめとする内外の諸団体や個人からの支援により設立された非営利の民間団体。
(参考3)ジャパン・ソサエティ(Japan Society)
1907年に創設された全米最大の日米交流団体。1971年にジョン・ロックフェラー3世の寄付により、建築家吉村順三氏の設計による本部施設が竣工。日本関連の公演、展示会、映画上映、講演、会議、講座、セミナー、シンポジウム、ワークショップ等幅広く開催。