国連外交

令和3年6月18日

 6月18日、国連総会において、アントニオ・グテーレス国連事務総長(H.E.Mr. António Manuel de Oliveira Guterres)を再任する決議が採択されました。これを受けて直ちに、菅義偉総理大臣から同事務総長宛に祝意を表する書簡を発出しました。

  1. 書簡の中で菅総理大臣は、新型コロナウイルス感染症を始めとする国際社会の課題に取り組むに当たり、同事務総長が果たしてきた役割を高く評価する旨を伝えました。また、国連がこうした共通の課題に適切に対処するために、安保理改革を始めとする一層の国連改革に向け、同事務総長が指導力を発揮することを期待し、我が国として、同事務総長と一層緊密に協力する所存である旨を伝えました。
  2. さらに、菅総理大臣は、我が国として、人間の安全保障の理念の下、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成に向けた取組を強化し、今後も同事務総長と手を携えて現下の感染症の危機を克服し、世界を「より良い回復」に導いていく決意である旨を伝えました。

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