国連外交

平成28年9月21日
岸田外務大臣による平和構築基金(PBF)プレッジング会合出席1
岸田外務大臣による平和構築基金(PBF)プレッジング会合出席2

1 9月21日(水曜日)17時15分(NY時間)から, 岸田外務大臣は,平和構築基金(PBF)プレッジング会合に出席し,ステートメント日本語(PDF)別ウィンドウで開く英語(PDF)別ウィンドウで開く)を実施しました。

2 岸田大臣は,7月に議長を務めた「アフリカにおける平和構築」に関する安保理公開討論での議論を主導したことに触れ,日本政府の平和構築分野での取組を強調し,また,今後の平和構築基金の活動のための資金確保のために,産官学との連携のような革新的アプローチの重要性を強調しました。

3 加えて,「平和」という言葉が,日本にとって特別な意味を持ち,日本が平和国家としての根幹を維持しながら「積極的平和主義」を具体的に実践していく考えを述べた上で,PBFへのコミットメントを再度確認するため,日本が当面1,000万ドル規模の拠出を目指す考えであることを表明しました。

4 本会合には,岸田外務大臣の他,潘基文国連事務総長並びに30か国以上の代表が参加し,26か国から拠出表明がなされた結果,合計で約1億5千万米ドルの拠出が約束されました。


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