国際組織犯罪に対する国際社会と日本の取組

令和7年8月20日
握手をする藤井外務副大臣とマティアセンUNODC事業局長代理

 8月20日、午後2時から約20分間、横浜において、藤井比早之外務副大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に出席するために国連薬物・犯罪事務所(UNODC)事務局長の代理として訪日中のボー・マティアセン同事務所事業局長(Mr. Bo Mathiasen, Director of the Division for Operations of the United Nations Office on Drugs and Crime)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、藤井副大臣から、TICAD 9へのUNODCの参加を歓迎するとともに、この機会に日・UNODCの間の協力の深化を確認したい旨述べました。また、特殊詐欺や違法薬物等、現在の国内外の治安をめぐる状況に鑑み、法の支配の推進に直結する任務を担うUNODCとの協力の重要性は一層高まっている旨述べました。
  2. マティアセン事業局長からは、日本とUNODCとの間の長年にわたる協力は法の支配の分野で成果を上げており、アフリカにおいては、現在、海上法執行能力強化、テロ対策、鉱物資源の違法採掘対策で支援を実施していることを紹介しました。
  3. 両者は、これらを含め、重要な分野で引き続き連携を強化する方途について議論しました。

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