女性
第2回ジェンダー次世代フォーラム
「ジェンダー平等が拓く、デジタル時代のわたしたちのwell-being」
開催日時・場所
- 日時:2026年11月7日(土曜日)
- 13時30分~17時30分(フォーラム)
- 18時00分~19時30分(レセプション)
場所:国際連合大学(アクセス
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コンセプト
1 背景
外務省では、令和7(2025)年度から、日本がアジアを中心に世界と共にジェンダー平等(SDGs目標5)を推進し、多様性と包摂性に富み、新たな課題にも対応できる柔軟で強靱な将来社会を実現することを目的として、ジェンダー次世代ネットワーク・プログラムを実施し、長期的かつ実務的視点からジェンダー分野を牽引する若者の育成及びネットワークの構築に取り組んでいます。
このプログラムの下で昨年12月に開催した第1回ジェンダー次世代フォーラムでは、「女性参画」及び「ジェンダー・バイアス(性別役割意識)」をテーマとするパネルディスカッションをそれぞれ実施し、若手登壇者から非常に新鮮で有意義な視点が共有され、活発な議論が行われました。
2 第2回ジェンダー次世代フォーラム
日本では、男女共同参画社会の実現に向けて今後5年間の方針を示した第6次男女共同参画基本計画が今年3月に策定されました。この新たな計画では、人口減少や女性の就業率の上昇、AI利活用の広がりによる恩恵とリスクといった社会情勢の現状や予想される変化を踏まえ、「男女共同参画の推進による多様な幸せ(well-being)の実現」を政策の柱の一つとした上で、「ライフステージに応じて全ての人が希望する働き方を選択できる社会の実現」や「テクノロジーの進展・利活用の広がりを踏まえた男女共同参画の推進」に取り組むことが明記されています。
国連においては、今年から4年間を対象とする国連女性機関(UN Women)の新たな戦略計画(2026-2029)が実施されており、(1)女性のリーダーシップと意思決定、(2)女性の経済的エンパワーメント、(3)女性に対する暴力の根絶、(4)女性・平和・安全保障(WPS)と人道援助が重点分野となっています。また、同戦略計画に関連して、技術によって助長される女性や女児に対する暴力の防止・根絶に関する戦略も策定されました。
こうした背景の下、第2回ジェンダー次世代フォーラムでは、UN Women幹部をオープニングの基調講演者として迎え、続くパネルディスカッションのテーマも踏まえつつ、ジェンダー平等を巡る国際的な潮流及び課題について共有いただく予定です。
そして、パネルディスカッション1では「ジェンダー平等の推進による幸せ(well-being)の実現」をテーマに議論を行う予定です。ここでは、家族の在り方、育児・介護、働き方、キャリア形成、さらにはそうした選択に影響し得るジェンダー規範について、国際的な状況や企業・地方自治体の取組等を踏まえて議論することにより、これから様々な人生の選択肢を有する若い世代が、ジェンダー平等の問題を自らの幸せ(well-being)にも直接関係する事項として捉え、将来をどのような社会にしていきたいのか、考えるきっかけとなることを目指します。
パネルディスカッション2では「デジタル時代のジェンダー平等」について取り上げます。ジェンダー平等の実現に向けたデジタル機会の活用とデジタルリスクへの対応は、本年の仏議長国下でのG7やOECDでの議論を始め、昨今国際的にも活発に議論されているテーマです。特に、子どものころからデジタルに親しんできた若い世代にとって、オンライン上の暴力や偏見、AIやSNSを通じたリスクは、より身近な課題であると思われます。同時に、デジタル技術の活用による生活の効率化や就業環境の改善等は、パネルディスカッション1で議論されるような人生の選択肢を増やす上でも重要です。ここでは、デジタル技術の活用による機会の創出、偏見や差別の助長と解消、誰もが恩恵を受けるための方策等について、若者の視点でクリエイティブに議論いただきます。
さらに、報告セッションでは、ジェンダー次世代ネットワーク・プログラムの下で海外の研究機関や国際会議に派遣された方に登壇いただき、派遣を通じて理解を深めた国際的なジェンダー研究や議論の潮流、また、海外の研究機関や会議参加者とのネットワーク構築の意義について語っていただきます。
今次フォーラムは、国際的な取組も踏まえつつ、男女問わず若い参加者たちが、身近な課題や自身の将来設計も念頭に、ジェンダー平等を国内外に共通する課題として理解し、考え、行動する一助となることを目指しています。そして、これから民間、学術界、市民団体、中央・地方機関、国際機関等で活躍し、様々な施策にジェンダーの視点が反映されることによって、国内外でSDGs及び男女共同参画社会の推進につながることが期待されます。
プログラム(登壇者は随時更新予定)
13時00分~13時30分 受付
オープニングセッション(基調講演)
パネルディスカッション1:「ジェンダー平等の推進による幸せ(well-being)の実現」
(パネリストはアルファベット順、敬称略)
モデレーター:治部 れんげ 東京科学大学准教授
一橋大学法学部卒、同大学経営学修士課程修了。日経BP社記者、米ミシガン大学フルブライト客員研究員を経て現職。社会規範変化への企業の対応について研究。内閣府男女共同参画第6次基本計画策定専門調査会委員、日本ユネスコ国内委員会委員など。
千葉 可奈子 気仙沼つばき会 事務局
気仙沼市出身。一般社団法人気仙沼つばき会の事務局として、女性的世界観のある水産業や女性の政治参画に取り組む。市と商工会議所の気仙沼市ジェンダーギャップ解消プロジェクトのコーディネーターとしても活動中。持続可能性の観点からジェンダー平等に取り組む。
木村 舞衣 豊岡市役所 くらし創造部多様性推進・ジェンダーギャップ対策課
民間企業を経て、2024年に豊岡市役所へ入庁。以来、くらし創造部多様性推進・ジェンダーギャップ対策課に所属し、市内事業所と連携した職場のジェンダーギャップ解消や、女性の就労・リーダー育成支援などを担当している。
櫛山 総平 日本電気(NEC)株式会社 ピープル&カルチャー部門 Chief Diversity Officer Office
2025年にNECにキャリア入社。ピープル&カルチャー部門 Chief Diversity Officer Officeにて、ジェンダー平等推進、男性育休、インクルーシブ文化の醸成・推進などを担当。
越智 未空 manma 代表理事
若者が子育て家庭と1日過ごす「家族留学」やライフデザインセミナーを全国で展開し、これまで6000名以上に提供。学生時代から続けるmanmaを、企業勤務を経て2021年にNPO法人化。こども家庭庁有識者委員等を歴任。3児の母。
梅原 咲希 東京科学大学博士課程
日本学術振興会特別研究員DC1(情報学)。高校で研究を始め、修士では時間生物学・免疫学を研究。競技スキー部初の女性主将として再興を主導し、米国留学と海外インターンを経験。Women in Science Tokyoのロールモデル。
報告セッション(アルファベット順、敬称略)
小阪 ゆき乃 第70回国連女性の地位委員会 日本ユース代表
石川県出身。奈良女子大学修士課程在学中の2026年3月、日本ユース代表として第70回国連女性の地位委員会に参加。欧州での研究継続を予定。身体・美容・メディア表象におけるジェンダー研究を専門とし、若者のジェンダー課題に関する社会活動に取り組む。
鈴木 りゆか 令和8年度若手研究者の海外研究機関被派遣者(ノルウェー・オスロ平和研究所)
エディンバラ大学で修士号(社会政治科学)、国際基督教大学で学士号(ジェンダー・セクシュアリティ研究、政治学)を取得。修士ではジェンダー・アイデンティティやイデオロギーが個人の防衛意識に与える影響を研究。CSW68日本政府代表団ユース代表。
友永 明日香 令和8年度若手研究者の海外研究機関被派遣者(ジョージタウン大学WPS研究所)
一橋大学大学院社会学研究科修士課程在籍。専門はジェンダー研究。性・身体をめぐる無知が、個人の選択ではなく社会的・構造的に生産される過程を研究する。
パネルディスカッション2:「デジタル時代のジェンダー平等」
(パネリストはアルファベット順、敬称略)
モデレーター:長島 美紀 プラン・インターナショナル・ジャパン アドボカシーグループリーダー
政治学博士。各種キャンペーン事業の企画・運営に従事し、現在はプランで女の子のリーダーシップ等に関する調査・政策提言、女の子のエンパワーメント推進等に従事。内閣府男女共同参画推進連携会議有識者議員、W20ジャパンデレゲート共同代表を務める。
オダ・エリザベス ブレイドテクノロジーズ株式会社 テクニカルプロジェクトマネージャー/Women in Science Japan 共同設立者
Women in Science Japanを共同設立し、科学技術分野への女性の参画を支援。AIを活用した工学設計ソフトウェアの開発を主導。2024年、外務省の支援によりAPEC会合に登壇し、AIとジェンダー平等について講演。
松信 明莉 九州大学共創学部 学生
九州大学共創学部在学。幼少期の経験を原点に、ジェンダー格差をジェンダー経済学の観点から解明する研究者を目指し学んでいる。高校在学中には佐賀県を拠点とする女性エンパワーメント団体「Mimosequal(ミモザイコール)」を共同設立した。
永守 すみれ ひいらぎネット代表
デジタル性暴力コンテンツの通報活動をする民間のボランティア団体「ひいらぎネット」の代表を務める。盗撮被害の実態にせまるドキュメンタリー番組の調査にNHKと共に取り組み、2025年には放送文化基金賞調査報道賞を受賞している。
杉之原 明子 みんなのコード 代表理事
2021年に特定非営利活動法人 みんなのコードに参画、2025年に代表理事就任。文部科学省「令和8年度生成AIの活用を通じた教育課題の解決・教育DXの加速事業」事業推進委員会委員。複数のベンチャー企業の社外取締役を兼任。
| クロージング |
| レセプション(ネットワーキング) |
19時30分 終了予定
一般傍聴者募集
第2回ジェンダー次世代フォーラムでは、一般傍聴者を募集します。参加を希望される方は、以下の登録フォームから10月15日(木曜日)までに参加申し込みをお願いします。応募者が多数の場合には、抽選とさせていただきます。
また当日は必ず「参加登録完了メール」をスマートフォン等に表示又は印刷の上、写真付き身分証明書と共に受付にてご提示ください。「参加登録完了メール」は「受付完了通知メール」とは異なりますので、ご注意ください。
