オランダ王国
日蘭首脳電話会談
平成30年1月24日
本24日,午後5時40分から約30分間,安倍晋三内閣総理大臣は,マルク・ルッテ・オランダ王国首相(H.E. Mr. Mark Rutte, Prime Minister and Minister of General Affairs of the Kingdom of the Netherlands)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,ルッテ首相から,国連安保理の非常任理事国及び北朝鮮制裁委員会議長国としての任期を始めるに当たり,北朝鮮情勢を懸念しており,日本の知見に学びたく電話した旨述べました。これに対し,安倍総理大臣から,オランダの非常任理事国就任をお祝いする,日本は昨年末国連安保理での任期を終えたが,オランダと緊密に連携し,引き続き国際社会が直面する様々な課題に共に対処したい旨述べました。
2 安倍総理大臣から,本年,北朝鮮制裁委員会議長国であるオランダの役割は重要であり,北朝鮮の核・ミサイル開発問題で緊密に連携していきたい旨述べました。また,拉致問題に関しても,早期解決に向け,オランダの理解と協力を求めたところ,ルッテ首相は,完全に支持する旨述べました。
3 また,両者は,基本的価値を共有する重要なパートナーであり,戦略的パートナーシップに基づく二国間関係を更に深化させていくことで一致しました。