リトアニア共和国

平成31年2月15日
日・リトアニア外相会談1
日・リトアニア外相会談2

 2月15日,現地時間午後6時30分(日本時間16日午前2時30分)から約30分間,ミュンヘン安全保障会議出席のためドイツを訪問中の河野太郎外務大臣は,リナス・リンケビチュウス・リトアニア外務大臣(H.E.Mr. Linas Linkevicius, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Lithuania)と日リトアニア外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭

 冒頭,河野大臣から,リトアニアは,ルールに基づく国際秩序,自由貿易,民主主義,人権,法の支配を始めとする基本的価値を共有する重要なパートナーであり,幅広い分野でリトアニアとの関係を更に強化し,地域や国際社会が直面する諸課題に関し緊密に連携していきたい旨述べました。

2 二国間関係

 河野大臣から,日EU・EPAの発効や,2018年12月の日本企業のリトアニア訪問等,経済分野での交流が進みつつあることを踏まえ,民間を含む経済分野における協力の強化への期待を述べました。リンケビチュウス外相から,幅広い分野での日本との協力強化への期待の表明がありました。両外相は,昨年9月に第1回会合の開催された「日バルト協力対話」の成果を踏まえ,具体的協力を促進していくことを確認しました。

3 日EU関係

 両外相は,2月1日の日EU・EPAの発効を契機として,両国間及び日EU間の貿易投資を活発化させていくことの重要性につき一致しました。また,両外相は英国のEU離脱をめぐる情勢についても意見交換しました。

4 地域情勢

(1)両外相は,今月末に予定される第2回米朝首脳会談に向けて国際社会が一体となって米朝プロセスを後押しすべきとの考えで一致し,両国で緊密に連携していくことを確認しました。

(2)両外相は,その他,様々な地域情勢につき幅広く意見交換しました。


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