英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)

平成28年10月6日

 本6日午後5時10分より約25分間,安倍晋三内閣総理大臣は,日英21世紀委員会の英国側メンバーの表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,日本側座長である塩崎恭久厚生労働大臣から,今般の日英21世紀委員会第33回会議の開催にあたり,安倍総理大臣の極めてタイトなスケジュールにもかかわらず,表敬が実現したことに感謝する旨述べました。

2 安倍総理大臣から,日英21世紀委員会メンバーの方々の訪日を歓迎すると共に,英国側座長アンドリュー・ランズリー上院議員(The Rt Hon Lord Lansley CBE)との再会を嬉しく思う旨述べました。また,安倍総理大臣から,メイ首相との首脳会談でもお伝えしたが,基本的価値を共有するグローバルなパートナーとして英国を重視しており,それは英国がEUを離脱しても変わらない,アジアと欧州でお互いにとり最も緊密な安全保障のパートナーである日英が,国際社会の課題に連携して対応することが重要である旨述べました。

3 英国のEU離脱に関し,安倍総理大臣から,優れたビジネス環境を評価して英国に投資している日系企業の要望への配慮を期待する旨述べました。また,北朝鮮,東シナ海,南シナ海といった地域情勢についても日英が連携していくことの重要性につき述べました。

4 これに対し,ランズリー上院議員から,英国のEU離脱に関するメッセージは,英国も欧州も歓迎している,今後の英国の貿易投資関係を考える基礎となるものと述べ,英国は,EU離脱後も自由貿易のグローバルリーダーであり続けたいと考える旨述べました。また,自由貿易,安全保障を含め多くの分野で二国間関係を強化していきたい旨述べました。


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