フランス共和国
日仏クラブ関係者による安倍総理表敬

(写真提供:内閣広報室)

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本29日,午後4時10分頃から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,ジャック・アッシェンブロワ・ヴァレオ社CEO(Mr. Jacques ASCHENBROICH, Chairman of the Board of Directors and Chief Executive Officer of Valeo, 日仏クラブ仏側議長),魚谷雅彦・資生堂CEO(日仏クラブ日本側議長)を始めとする日仏クラブ関係者の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,日仏クラブを代表して,魚谷議長及びアッシェンブロワ議長から総会のプレスリリースが手交されました。これに続き,両議長から,「本日の総会では,イノベーション,テクノロジー,SDGs,観光,文化等の分野における両国企業間の協力のあり方を含め,自由闊達な意見交換を行なうことができた」旨紹介されるとともに,「日仏両国の企業が引き続き緊密に協力していくことを再確認した」旨述べました。
2 これに対し,安倍総理大臣から,「日仏クラブは両国の特別なパートナーシップの重要な架け橋であり,今次総会の日本開催にあたり関係者の尽力に心から敬意を表する」旨述べた上で,「本年,日仏両国はG20及びG7議長国として,国際社会が直面する諸課題への取組についての議論をリードし,世界の平和と繁栄のために,緊密に連携してきた」旨述べました。
また,安倍総理大臣から,G20大阪サミットの直前に訪日したマクロン大統領と会談したことを紹介しつつ,「両国間に新たな地平を開く,今後5年間を見据えた日仏協力の『ロードマップ』(PDF)を発出し,このロードマップを道しるべに,日仏はイノベーションやデジタル分野をはじめ,両国間の多様な経済的パートナーシップを益々発展させる」旨述べました。これに加え,安倍総理大臣から,「安全保障,防衛装備品の分野での協力も進展し,同じ太平洋国家として海洋をめぐる協力も進めていく」旨,更に,「本年2月に発効した日EU・EPAは,両国の経済・貿易関係を確実に強化しており,今回の日仏クラブでの議論の成果を踏まえ,AI技術等の促進やSDGsへの貢献により,両国の経済関係の輝かしい未来や国際社会が直面する諸課題の解決のために,日仏クラブによる今後の更なる御尽力を期待する」旨述べました。