ウズベキスタン共和国
日・ウズベキスタン外相会談
令和元年5月18日



本18日午後4時05分(現地時間;日本時間同日午後8時05分)から約40分間,タジキスタンを訪問中の河野太郎外務大臣は,カミーロフ・ウズベキスタン共和国外務大臣(H.E. Mr. Abdulaziz KAMILOV, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Uzbekistan)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭
(1)河野大臣から,両国の戦略的パートナーシップの更なる発展に向けカミーロフ大臣と協力していきたく,豊かな観光資源を有するウズベキスタンと協力し,観光を通じた地域協力を強化し,中央アジアの「開かれ,安定し,自立した発展」を更に後押ししていきたい旨述べました。
(2)カミーロフ大臣から,二国間や「中央アジア+日本」対話を通じ,広範な分野で日本とウズベキスタンとの協力が進んでいることは喜ばしい旨の発言がありました。
2 二国間関係
(1)河野大臣から,ミルジヨーエフ大統領の下,ウズベキスタンで経済自由化をはじめとする国内改革や域内諸国との協力が進展していることを評価する旨述べるとともに,2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてホストタウン等の取組が活性化している中,自治体交流を含む人的交流の更なる進展に向けても協力していきたい旨述べました。
(2)カミーロフ大臣から,国内の経済改革が進んでいることにつき説明があり,日本からの更なる投資に対する期待が表明されました。また,ウズベキスタンの日本人墓地やナボイ劇場の例を挙げつつ,日本とウズベキスタンは,心のつながりがあり,人的・文化的交流についても促進していきたい旨述べました。
(3)双方は,ミルジヨーエフ大統領の訪日日程を調整することで一致しました。