カザフスタン共和国
安倍総理大臣とナザルバエフ・カザフスタン初代大統領の会談
令和元年10月23日
本23日,午後1時25分頃から約10分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のヌルスルタン・ナザルバエフ・カザフスタン共和国初代大統領(H.E. Mr. Nursultan NAZARBAYEV, First President of the Republic of Kazakhstan)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭
安倍総理大臣から,ナザルバエフ初代大統領の訪日を歓迎した上で,「四半世紀にわたり国を導いた初代大統領の功績に敬意を表したい」,「2015年の私の訪問及び翌年の初代大統領の訪日が弾みとなり,両国関係は幅広い分野で大きく進展した」旨述べました。
これに対し,ナザルバエフ初代大統領から,すばらしい式典への招待に感謝する旨述べました。
これに対し,ナザルバエフ初代大統領から,すばらしい式典への招待に感謝する旨述べました。
2 二国間関係
安倍総理大臣から,両国間の直行便就航を喜ぶとともに,「人的交流の拡大が経済・ビジネス関係のさらなる発展に繋がることを期待する」旨述べつつ,二国間の経済関係の発展のため,カザフスタンにおける一層のビジネス環境整備につき要請しました。
これに対し,ナザルバエフ初代大統領から,日本とはカザフスタンの独立以来密接な関係にあり,カザフスタンで日本企業が活躍できる条件を整え,経済分野や議会交流を含めた人的交流の分野で引き続き関係を発展させたい,東京オリンピック・パラリンピックの成功をお祈りする旨述べました。
これに対し,ナザルバエフ初代大統領から,日本とはカザフスタンの独立以来密接な関係にあり,カザフスタンで日本企業が活躍できる条件を整え,経済分野や議会交流を含めた人的交流の分野で引き続き関係を発展させたい,東京オリンピック・パラリンピックの成功をお祈りする旨述べました。
3 地域協力等
ナザルバエフ初代大統領から,核兵器のない世界に向けカザフスタンと日本とは課題を共有している旨述べ,安倍総理大臣から,同じ目的に向け協力していきたい旨述べました。また,ナザルバエフ初代大統領から,日本が進めている「中央アジア+日本」対話がすばらしい取組であるとの言及があり,双方は,今後も同対話等を通じた地域協力を進めることで一致しました。
また,安倍総理大臣から,拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求め,双方は,北朝鮮問題について引き続き連携することで一致しました。
また,安倍総理大臣から,拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求め,双方は,北朝鮮問題について引き続き連携することで一致しました。