カザフスタン共和国

日・カザフスタン首脳会談

平成28年11月7日

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 本7日午後6時23分から午後7時18分まで,安倍晋三内閣総理大臣は,公式実務訪問賓客として訪日中のヌルスルタン・ナザルバエフ・カザフスタン大統領(H.E. Mr. Nursultan Abishevich NAZARBAYEV, The President of the Republic of Kazakhstan)と首脳会談及び晩餐会を行ったところ,その概要は以下のとおりです。

1 二国間関係

  • (1) 安倍総理大臣から,ナザルバエフ大統領の8年ぶりの訪日を歓迎し,ユーラシアの中心という地政学的重要性,豊富なエネルギー資源,国連安保理や軍縮・不拡散分野といった国際場裏での協力という観点から,カザフスタンとの関係を重視しており,今後も日・カザフスタン関係を大きく発展させていきたい旨述べました。
  • (2) ナザルバエフ大統領から,来年に行われるアスタナ万博を紹介しつつ,原子力,鉱物資源開発,金融,運輸・物流,農業,教育,医療等といった分野における二国間関係発展への期待が表明されました。
  • (3) 両国の経済協力について,安倍総理大臣から,両国間の貿易投資関係の発展には,カザフスタンの投資環境の更なる改善が必要である旨述べ,双方はそのための現地ベースの協議枠組みの設置に合意しました。

2 グローバルな舞台での協力

  • (1) 安倍総理大臣から,カザフスタンの中央アジア初となる国連安保理理事国への当選に祝意を述べ,双方がアジア選出の理事国同士として緊密に連携していくことで一致しました。
  • (2)さらに,安倍総理大臣から,国連安保理改革の重要性に言及するとともに,カザフスタンが日本の常任理事国入りを一貫して支持していることに謝意を表明しました。
  • (3)これに対して,ナザルバエフ大統領からも,国連安保理や核軍縮不拡散分野での協力を促進したい旨述べ,双方は,核兵器のない世界に向け引き続き協力していくことで一致しました。

3 地域情勢

  •  両首脳は,中央アジア情勢,海洋安全保障,北朝鮮情勢等の地域情勢についても意見交換を行いました。特に,北朝鮮については,安倍総理大臣から,新たな安保理決議の採択や決議の厳格な履行等を通じ,北朝鮮に対する圧力を一層強化する旨述べ,拉致,核,ミサイルといった諸懸案の解決に向け,従来とは異なるレベルの脅威である北朝鮮に対し,日本とカザフスタンが引き続き協力していくことで一致しました。

     会談終了後,両首脳は,「アジアの繁栄の世紀における拡大された戦略的パートナーシップに関する日本国とカザフスタン共和国の共同声明日本語(PDF)別ウィンドウで開く)」に署名しました。

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    署名式に立ち会う両首脳
    (写真提供:内閣広報室)
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    署名式に立ち会う両首脳
    (写真提供:内閣広報室)
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    署名式に立ち会う両首脳
    (写真提供:内閣広報室)

    その後の安倍総理大臣主催の晩餐会は,各界から日・カザフスタン関係に縁のある方々をお招きし,和太鼓グループ「TAO」によるパフォーマンスも披露され,和やかな雰囲気の中で行われました。


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