ジョージア
河野外務大臣によるバフタゼ・ジョージア首相表敬
平成30年9月4日


現地時間9月4日17時45分(日本時間同日22時45分)から約30分間,ジョージアを訪問中の河野太郎外務大臣は,マムカ・バフタゼ・ジョージア首相(H.E. Mr. Mamuka BAKHTADZE, Prime Minister of Georgia)を表敬したところ,概要は以下のとおりです。
1 河野大臣から,日本の外務大臣として初めてジョージアを訪問できうれしい旨述べるとともに,7月の西日本豪雨の際にバフタゼ首相から安倍総理宛の弔意メッセージをいただいたことに感謝を述べました。また,昨年外交関係樹立25周年を迎えた良好な両国関係を新たな段階に引き上げるため,バフタゼ首相と協力していきたい旨述べました。
2 また,河野大臣から,コーカサス地域はアジアと欧州をつなぐゲートウェイであり,この地域の自立的な発展のための協力を進めたい旨述べるとともに,(1)国造りを担う人造り支援(人材育成),(2)魅力あるコーカサス造りの支援(インフラ整備,ビジネス環境整備)の2つの柱からなる「コーカサス・イニシアティブ」について説明し,今後の両国の協力関係発展への期待を表明しました。併せて,コーカサス地域全体での取組が必要な環境や防災分野の課題が存在すると考えており,日本の知見を活かし,積極的に協力していきたい旨述べました。これに対しバフタゼ首相から,独立以来の日本の支援への感謝が表されるとともに,ジョージアの潜在力を活かし,日本企業によるジョージアへの投資の拡大を期待する旨述べました。双方は,両国の経済関係強化の方途について議論しました。