経済協力開発機構(OECD)
コーマン経済協力開発機構(OECD)事務総長による岸田総理大臣表敬
令和6年5月2日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
現地時間5月2日午前9時35分(日本時間2日午後4時35分)から約15分間、OECD閣僚理事会(MCM)に出席中の岸田文雄内閣総理大臣は、マティアス・コーマン経済協力開発機構(OECD)事務総長(Mr. Mathias Cormann, Secretary-General of the Organisation for Economic Co-operation and Development (OECD) )による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 岸田総理大臣から、今年のOECD閣僚理事会(MCM)の開催に至るまでのコーマン事務総長の協力に対し謝意を表するとともに、今回のMCMでは、「変化の流れの共創」を中心テーマとして、協調の増進に資する議論を展開していくと述べました。
- また、岸田総理大臣から、非加盟国へのアウトリーチは今次MCMの重要議題であり、近年の東南アジアへのアウトリーチの進展は、OECD及び東南アジア双方にとって重要な意義があるところ、インドネシアのOECD加盟審査開始決定を喜ばしく思っている旨述べました。
- コーマン事務総長から、気候変動、デジタル・AIといった分野での日本のリーダーシップに謝意が示された上で、議長国である日本と協力し今年のOECD閣僚理事会を成功裏に収めたい、OECDは非加盟国、特に東南アジアへのアウトリーチを強化し、加盟拡大に向け協力していきたい旨述べました。
(参考)コーマン事務総長の略歴
- 1970年9月ベルギー生まれ(53歳)。現在は、オーストラリア国籍。
- 2013年から2020年までオーストラリア予算大臣。
- 2021年6月に第6代OECD事務総長に就任。