安倍総理大臣

平成26年4月9日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)

 本9日午後3時30分頃から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,官邸において,来日中のアンヘル・グリア経済協力開発機構(OECD)事務総長(Mr. Ángel Gurría, Secretary General of the OECD)の表敬訪問を受けたところ,概要は以下のとおりです(先方:ガブリエラ・ラモスOECD事務総長首席補佐官他,日本側:加藤勝信官房副長官,世耕弘成官房副長官,兒玉和夫OECD代表部大使他同席)。

1.安倍総理より,昨年4月以来の来日を歓迎する,また,閣僚理事会では,我が国の加盟50周年の機会に閣僚理事会議長国を務めることができるのは喜ばしい,諸般の事情が許せば議長国として基調講演をする旨述べました。
 これに対して,グリア事務総長より,アベノミクスの最初の成果はめざましいものであるが,第三の矢である構造改革への取組が必要であり,支援したい旨述べました。

2.安倍総理より,閣僚理事会議長国基調演説では,加盟50年をふり返るとともに,特に新しい成長戦略を通じた日本経済の再生と世界経済への貢献について考えを訴えたい旨述べました。また,閣僚理事会の重要テーマである東南アジアとの関係強化へ引き続き支援していく考えである旨述べました。
 これに対して,グリア事務総長より,基調演説で総理より力強いメッセージをいただけることを楽しみにしている,東南アジアとの関係強化における日本のこれまでの貢献に感謝するとともに,引き続き橋渡し役を担って欲しい旨述べました。


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