経済上の国益の確保・増進
令和2年度エネルギー・鉱物資源に関する在外公館戦略会議 (結果)
令和3年2月22日


- 2月19日、外務省は、日本のエネルギー・鉱物資源の安定供給確保に関連した業務に従事する在外公館の職員の出席の下、オンライン形式で「エネルギー・鉱物資源に関する在外公館戦略会議」を開催しました。
外務省では、平成21年度から、主要資源国に設置された大使館・総領事館、関係省庁・機関、有識者、企業等の代表者を交えた会議を毎年開催し、日本のエネルギー・鉱物資源の安定供給確保に向けた外交的取組について議論を重ね、政策の構築と相互の連携の強化を図ってきました。 - 本年の戦略会議は、前日の2月18日に外務省がオンラインで開催した、令和2年度アジア・エネルギー安全保障セミナー「自由で開かれたインド太平洋とエネルギー・鉱物資源の現在」での議論とも連携し、新型コロナウイルスの拡大や米国新政権の発足などの情勢の変化を受けた日本のエネルギー・鉱物資源の確保のあり方について議論を交わしました。本会議には、40公館を超えるエネルギー・鉱物資源専門官設置国の大使館・総領事館職員及び資源エネルギー庁関係者が参加しました。
- 今回の議論を通じ、参加者は、国際社会がエネルギー転換に舵を切る中、重要鉱物資源の安定的な供給確保がますます重要になっており、今後、更に相互の連携を強化し、各国・地域におけるエネルギー・鉱物資源を取り巻く状況を正確に分析し、対策を執っていく重要性などにつき、認識を共有しました。