報道発表

「エネルギー・鉱物資源専門官」の指名

平成29年4月3日

1 今般、外務省は、シンガポール、マレーシア、メキシコ、イラン、ナイジェリアの各国に設置している日本国大使館、及び、在カルガリー日本国総領事館に新たに「エネルギー・鉱物資源専門官」を指名しました。これにより、在外公館に配置されている同専門官は、53か国60公館(PDF)別ウィンドウで開くになります。

2 平成25年2月に「エネルギー・鉱物資源専門官」が配置されてから4年が経過しましたが、その間にも、世界的な資源確保競争が激化し、国際的なエネルギーの需給構造や日本企業の進出状況等にも変化が生じており、これらの変化に対応し我が国のエネルギー・資源外交を一層強化していくため、今回、配置の見直しを行ったものです。

3 「エネルギー・鉱物資源専門官」は、各在外公館において石油、天然ガス、石炭及び戦略的鉱物資源に関する情報を収集・集約するとともに、民間企業、関係機関等との連絡・調整に際して窓口となることが求められています。同専門官の配置により、我が国の官民の持つリソースを最大限活かしつつ、資源確保に向けて重要な資源国等との包括的かつ互恵的な二国間関係を構築・強化し、エネルギー・鉱物資源の獲得及び安定供給に関する在外公館の体制が強化されます。


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