経済外交

令和7年11月20日

経済安全保障とは

経済安全保障とは何か(PDF)別ウィンドウで開く

 我が国の平和と安全や経済的な繁栄等の国益を経済上の措置を講じ確保することが経済安全保障であり、経済的手段を通じた様々な脅威が存在していることを踏まえ、我が国の自律性の向上、技術等に関する我が国の優位性、不可欠性の確保等に向けた必要な経済施策に関する考え方を整理し、総合的、効果的かつ集中的に措置を講じていく。

1 経済安全保障上の課題

  • 重要物資のグローバル・サプライチェーンの脆弱性(鉱物・エネルギー・食料等)。
  • 経済的依存関係や自国の巨大な市場を利用した一部の国による経済的な威圧。
  • 知的財産や機微技術の窃取。
  • 他国の債務の持続可能性を無視した開発金融。

 安全保障の裾野は経済や重要・新興技術にまで拡大。時代に即したルール作りが重要に。

2 経済安全保障の強化

 新しい時代の外交の重要な柱である経済安全保障を確保するため、

  • 経済的威圧への対処、サプライチェーンの強靱化、過剰生産や非市場的な政策・慣行への対処、重要・新興技術の促進及び保護等の諸課題に対処すべく、同盟国・同志国との連携を一層強化。
  • ODAも活用し、官民で緊密に連携しながら、取組を強化。

外務省の取組


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