核軍縮・不拡散
河野外務大臣とフェルータ国際原子力機関(IAEA)事務局長代行との会談
令和元年8月28日
本28日,午後1時25分から約15分間,河野太郎外務大臣は,TICAD7出席のため訪日中のコルネル・フェルータ国際原子力機関(IAEA)事務局長代行(Mr. Cornel FERUTA, Acting Director General of the International Atomic Energy Agency (IAEA))と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 河野大臣から,天野事務局長の生前の業績を高く評価している旨述べ,現在,IAEAが,フェルータ事務局長代行のリーダーシップの下,秩序ある形で円滑に運営されていることを歓迎しました。また,TICAD7への参加に謝意を述べました。
- これに対し,フェルータIAEA事務局長代行は,天野事務局長の逝去への弔意を表し,日本はIAEAにとって重要な国であり,引き続き協力していきたい旨述べました。また,天野事務局長の掲げた「平和と開発のための原子力」は引き続き重要であり,IAEAが,アフリカの開発を議論するTICADに招待されていることも偶然ではないと述べました。
- 両者は,日・IAEA間の更なる協力に向けた意見交換を行うとともに,北朝鮮の核問題に関するIAEAの取組や,イランの核合意を取り巻く情勢についても意見交換を行いました。
- 両者は,日本とIAEAが様々な課題において,引き続き連携していくことを改めて確認しました。