核軍縮・不拡散

　2023年7月13日及び14日、アルゼンチン・ブエノスアイレスにおいて原子力供給国グループ（NSG）第32回総会が開催されました。

　同総会開会において、我が国から、2023年G7広島サミットにおいて発出された軍縮・不拡散分野に焦点を当てる初めてのG7独立文書「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」（原文（PDF）／仮訳（PDF））に言及し、NPT体制におけるNSGの意義やNSGガイドラインにおけるIAEAとの追加議定書（AP）の供給条件化の議論のほか、北朝鮮の核・ミサイル開発、ロシアのウクライナ侵略及びイランの核問題といった懸念を有する地域情勢、核不拡散の強化を目的とするアジア諸国等の輸出管理能力向上のためのアウトリーチの取組等について発言を行いました。

　なお、同総会におけるNSGの公式声明（パブリック・ステートメント）は発出されませんでした。