科学技術
国際科学技術センター(ISTC)第80回運営理事会及び2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)におけるスペシャルデーの開催
令和7年8月27日




- 8月25日及び26日、国際科学技術センター(ISTC)は、東京において第80回運営理事会を開催しました。本年は、2015年にISTCを継続する協定に署名し、事務局をカザフスタンに移転してから10周年に当たり、今般の運営理事会では、サヤサト・ヌルベク(Sayasat NURBEK)カザフスタン科学・高等教育大臣の参加も得て、科学者への支援を通じた国際社会の平和と安定、及び、発展に貢献するISTCの役割の強化に焦点を当てた議論が行われました。



- 27日には、大阪・関西万博に参加するISTCの万博スペシャルデーが開催されました。日本からは、生稲外務大臣政務官が日本政府を代表して参加し、カリーナ・アンゲリエバ(Karina ANGUELIEVA)ISTC事務局長と共に公式式典においてスピーチを行いました。また、公式式典では、特別行事として、ISTCの平和的科学研究プロジェクトに参加するアルメニア、ジョージア、カザフスタン及びタジキスタンの科学者に対する表彰(Recognition of Research Teams Working on ISTC-Japan Projects)が行われ、広くISTCの活動が紹介されました。
- ISTCの万博スペシャルデーでは、ISTCが主催する「持続可能性への新しいアプローチ:地球の未来のための国際科学技術協力(New Approach to Sustainability: Why International Collaboration in Science & Technology is Crucial for the Future of Our Planet)」と題するパネルディスカッションも開催され、「科学技術を通じた安全保障と持続可能性のためのグローバルパートナーシップの強化(Strengthening Global Partnership for Security and Sustainability through Science and Technology)」及び「核技術と未来のエネルギー:平和と繁栄のための課題と展望(Nuclear technology and Future Energy: Challenges and Perspectives for Peace and Prosperity)」について、活発な議論が行われました。