日本の安全保障と国際社会の平和と安定
福島県における原子力又は放射線の緊急事態時の準備及び対応に関する日本国内向けIAEAワークショップの開催
平成26年11月7日
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- 本年11月10日から12日にかけて,福島県内に指定された国際原子力機関(IAEA)の緊急時対応援助ネットワーク(RANET)の研修センター(CBC)において,我が国の地方自治体を対象に,原子力又は放射線の緊急事態時の準備及び対応能力の強化を目的としたIAEAワークショップを開催します。このワークショップには,福島県内の自治体から,約10名が参加予定です。
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- 今回のワークショップを通じ,我が国とIAEAの協力が一層強化され,また,国際的な原子力や放射線の緊急事態時の準備と対応の更なる強化に貢献していくことが期待されます。
(参考)緊急時対応援助ネットワーク(RANET)
2000年9月のIAEA総会決議を受けて,原子力事故援助条約の運用上の手段としてIAEA事務局により設立された,原子力事故又は放射線緊急事態発生時に,要請に応じて国際的な支援を行う枠組み。2014年11月現在,RANET参加国は26か国。