核軍縮・不拡散
原子力又は放射線緊急事態に対する放射線防護戦略策定についてのIAEAワークショップ
令和元年11月22日
- 本年11月25日から28日にかけて,福島県内に指定された国際原子力機関(IAEA)の緊急時対応援助ネットワーク(RANET)の研修センター(CBC)において,IAEAの加盟国を対象に,原子力又は放射線緊急事態に対する放射線防護戦略策定についてのIAEAワークショップを開催します。このワークショップでは,IAEA加盟国のうち,23か国から31名が参加予定です。
- 今回のワークショップを通じ,我が国とIAEAの協力が一層強化され,また,国際的な原子力又は放射線の緊急事態時における準備及び対応(EPR)の更なる強化に貢献していくことが期待されます。
(参考)RANET:Response and Assistant Network
原子力又は放射線の緊急事態発生時に,要請に応じて国際的な支援を行う枠組み。2000年9月のIAEA総会決議を受けて,原子力事故援助条約の運用上の手段としてIAEA事務局により設立された。2019年10月現在,RANET参加国は34か国。今次ワークショップには,アフガニスタン,アゼルバイジャン,バングラデシュ,カンボジア,中国,ジョージア,インド,インドネシア,イラン,イラク,日本,レバノン,マレーシア,ミャンマー,ネパール,オマーン,パキスタン,サウジアラビア,スリランカ,シリア,ウズベキスタン,ベトナム,イエメンの23か国から31名が参加予定。