核軍縮・不拡散
原子力又は放射線の緊急時におけるモニタリングに関するIAEAワークショップ
平成31年3月14日
- 本年3月18日から22日にかけて,福島県内に指定された国際原子力機関(IAEA)の緊急時対応援助ネットワーク(RANET)の研修センター(CBC)において,IAEAの加盟国を対象に,原子力又は放射線の緊急時のモニタリングに関するIAEAワークショップを開催します。このワークショップでは,IAEA加盟国の内,15か国から15名が参加予定です。
- 今回のワークショップでは,福島県内で,放射線モニタリングや環境サンプリング等の現地演習を行います。
- 今回のワークショップを通じ,我が国とIAEAの協力が一層強化され,また,国際的な原子力又は放射線の緊急事態時における準備及び対応(EPR)の更なる強化に貢献していくことが期待されます。
(参考)RANET
原子力又は放射線の緊急事態発生時に,要請に応じて国際的な支援を行う枠組み。2000年9月のIAEA総会決議を受けて,原子力事故援助条約の運用上の手段としてIAEA事務局により設立された。2019年3月現在,RANET参加国は34か国。今次ワークショップには,カンボジア,インド,インドネシア,イラン,イラク,ヨルダン,キルギス,ラオス,マレーシア,ミャンマー,シンガポール,シリア,タジキスタン,タイ,ベトナムの15か国が参加予定。