核軍縮・不拡散

平成31年2月22日
  1. 本年2月25日から28日にかけて,福島県内に指定された国際原子力機関(IAEA)の緊急時対応援助ネットワーク(RANET)の研修センター(CBC)において,IAEAの加盟国のうち,アジア・太平洋地域を対象に,原子力又は放射線の緊急事態の終結措置に関するIAEAワークショップを開催します。このワークショップでは,IAEA加盟国の内,19か国から25名が参加予定です。
  2. 今回のワークショップを通じ,我が国とIAEAの協力が一層強化され,また,国際的な原子力又は放射線の緊急事態における準備及び対応(EPR)の更なる強化に貢献していくことが期待されます。

(参考)RANET
原子力又は放射線の緊急事態発生時に,要請に応じて国際的な支援を行う枠組み。2000年9月のIAEA総会決議を受けて,原子力事故援助条約の運用上の手段としてIAEA事務局により設立された。2019年2月現在,RANET参加国は34か国。今次ワークショップには,アフガニスタン,アルメニア,アゼルバイジャン,中国,イラン,日本,ヨルダン,韓国,クウェート,ラオス,マレーシア,パキスタン,カタール,シンガポール,スリランカ,タジキスタン,タイ,トルコ,アラブ首長国連邦の19か国が参加。


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