核軍縮・不拡散

平成29年9月29日
  1. 本年10月2日から6日にかけて,福島県内に指定された国際原子力機関(IAEA)の緊急時対応援助ネットワーク(RANET)の研修センター(CBC)において,IAEAの加盟国の原子力又は放射線の緊急事態時における準備及び対応能力の強化を目的としたIAEAワークショップを開催します。このワークショップでは,IAEA加盟国の内,7か国から約30名が参加予定です。
  2. 今回のワークショップでは,原子力又は放射線の緊急事態時にRANET参加国から構成されるチーム(JAT(Joint Assistance Team))に関する初めての演習を行います。
  3. 今回のワークショップを通じ,我が国とIAEAの協力が一層強化され,また,国際的な原子力や放射線の緊急事態時への準備と対応の更なる強化に貢献していくことが期待されます。

(参考)緊急時対応援助ネットワーク(RANET)
原子力事故又は放射線緊急事態発生時に,要請に応じて国際的な支援を行う枠組み。2000年9月のIAEA総会決議を受けて,原子力事故援助条約の運用上の手段としてIAEA事務局により設立された。2017年9月現在,RANET参加国は31か国。


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