核軍縮・不拡散
原子力又は放射線緊急事態におけるパブリック・コミュニケーションに関するIAEAワークショップ
令和元年11月8日
- 本年11月11日から15日にかけて,福島県内に指定された国際原子力機関(IAEA)の緊急時対応援助ネットワーク(RANET)の研修センター(CBC)において,IAEAの加盟国を対象に,原子力又は放射線の緊急時のパブリック・コミュニケーションに関するIAEAワークショップを開催します。このワークショップでは,IAEA加盟国のうち,15か国から20名が参加予定です。
- 今回のワークショップを通じ,我が国とIAEAの協力が一層強化され,また,国際的な原子力又は放射線の緊急事態時における準備及び対応(EPR)の更なる強化に貢献していくことが期待されます。
(参考)RANET:Response and Assistant Network
原子力又は放射線の緊急事態発生時に,要請に応じて国際的な支援を行う枠組み。2000年9月のIAEA総会決議を受けて,原子力事故援助条約の運用上の手段としてIAEA事務局により設立された。2019年10月現在,RANET参加国は34か国。今次ワークショップには,アラブ首長国連邦,アルメニア,イラク,インド,ウズベキスタン,オマーン,ジョージア,シリア,スリランカ,中国,タジキスタン,バングラデシュ,ベトナム,ミャンマー,ヨルダンの15か国から20名が参加予定。