核軍縮・不拡散
福島県における原子力又は放射線の緊急事態時のモニタリングに関するIAEAワークショップの開催
平成28年4月15日
- 本年4月18日から22日にかけて,福島県内に指定された国際原子力機関(IAEA)の緊急時対応援助ネットワーク(RANET)の研修センター(CBC)において,IAEA加盟国の原子力又は放射線の緊急事態時への準備及び対応の能力強化を目的としたIAEAワークショップを開催します。このワークショップにはIAEA加盟国のうち,アルメニア,アゼルバイジャン,ベラルーシ,ジョージア,イラン,キルギス,モルドバ及びウズベキスタンから約20名が参加予定です。
- こうした取組を通じ,我が国とIAEAの協力が一層強化され,また,国際的な原子力又は放射線の緊急事態時への準備及び対応能力の更なる強化に貢献していくことが期待されます。
(参考) 緊急時対応援助ネットワーク(RANET)
原子力事故又は放射線緊急事態発生時に,要請に応じて国際的な支援を行う枠組み。2000年9月のIAEA総会決議を受けて,原子力事故援助条約の運用上の手段としてIAEA事務局により設立された。2016年4月現在,RANET参加国は28か国。