日本の安全保障と国際社会の平和と安定
原子力又は放射線の緊急事態時のモニタリングに関するIAEAワークショップの開催
平成26年4月3日
1 本年4月7日から11日にかけて,福島県内に指定されたIAEAの緊急時対応援助ネットワーク(RANET)の研修センター(CBC)において,原子力又は放射線の緊急事態の準備及び対応の能力強化を目的としたIAEAワークショップを開催します。このワークショップにはIAEA加盟国のうち,欧州やアフリカ地域の10カ国から約20名が参加予定です。
2 こうした取組を通じ,我が国とIAEAの協力が一層強化され,また,国際的な緊急事態の準備及び対応能力の更なる強化に貢献していくことが期待されます。
(参考) 緊急時対応援助ネットワーク(RANET) 2000年9月のIAEA総会決議を受けて,原子力事故援助条約の運用上の手段としてIAEA事務局により設立された,原子力事故又は放射線緊急事態発生時に,要請に応じて国際的な支援を行う枠組み。2014年4月現在,RANET参加国は23か国。