ケニア共和国

平成27年3月16日
(写真提供:内閣広報室)
本13日午後7時35分から約1時間,安倍晋三総理大臣は,訪日中のケニヤッタ・ケニア共和国大統領(H.E. Hon. Uhuru KENYATTA, President of the Republic of Kenya) と夕食会を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1.冒頭,安倍総理大臣から,ケニヤッタ大統領の大統領就任後初めての訪日及び,国連防災世界会議への参加を歓迎しつつ,両国関係のさらなる発展に期待を示しました。

2.これに対し,ケニヤッタ大統領からは,日本側の歓迎への感謝とともに,国連防災世界会議での議論への期待と,東日本大震災の被害に遭われた方々へのお見舞いの言葉が述べられました。また,この機会に日・ケニア間の良好な二国間関係を確認し,パートナーシップを推進したいとの期待が示されました。

3.安倍総理大臣から,ケニアはサブサハラ・アフリカ地域における最大のODAパートナー国であり,官民連携の下,モンバサ港開発等に貢献し,ウィン・ウィンの関係を築きたい,また,ABEイニシアティブの推進や,世界初となるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ達成に向けた保健セクター政策借款を供与する方針である等伝えました。

4.ケニヤッタ大統領からは,ケニア独立以来の様々な分野における日本の支援への感謝の意と高い評価が示され,また,多くの若年人口を抱えるケニアとしては,日本をモデルとして,港湾等のインフラやエネルギー,教育,海洋資源といった幅広い分野で開発を進めたいとの意向が示されました。

5.両首脳は,次回 TICAD首脳会合につき話し合った他,安保理改革において両国間の連携を強めていくことに合意し,またテロとの闘い等,両国の関係を今後様々な分野で一層強化していくことで一致しました。

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