セネガル共和国
日・セネガル首脳会談
平成28年8月27日
サル・セネガル大統領と握手する安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
日・セネガル首脳会談
(写真提供:内閣広報室)
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本27日11時50分(現地時間。日本時間17時50分)から約25分間,第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)出席のためケニア・ナイロビを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,マッキー・サル・セネガル共和国大統領(H.E. Mr.Macky Sall, President of the Republic of Senegal)との間で日・セネガル首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,安倍総理から,サル大統領のTICAD VI出席を心から歓迎するとともに,初めてのアフリカ開催となるTICADを協力して成功させたい旨述べました。これに対してサル大統領から,開会式における希望にあふれる安倍総理のメッセージは安倍総理及び日本のアフリカへのコミットメントを示すものとして高い評価を示すとともに,TICADへの協力を表明しました。
2 続けて,安倍総理から,セネガル国民の安全な水へのアクセス改善を図るため,マメル海水淡水化計画に約274億円の円借款を供与する方針を表明(日本語(PDF)/仏語(PDF))するとともに,セネガルにおいて,ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を推進していきたい意向を表明し,その一環として約84億円の円借款の供与を行う方針を示しました。
3 これに対し,サル大統領から,両プロジェクトへの借款供与に対する謝意の表明がなされました。また,農業,漁業,保健,環境等の分野で長きにわたり日本が支援していることに触れつつ,人材育成を含めた幅広い分野の支援への期待が示されました。
4 この他,両国が現在共に国連安保理非常任理事国を務めていることも踏まえつつ,アフリカの開発や安保理を含む国際場裡における協力等に関し,意見交換を行いました。