ガーナ共和国

日・ガーナ首脳会談

平成30年12月11日

英語版 (English)

 本11日午後6時30分頃から約40分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のナナ・アド・ダンクワ・アクフォ=アド・ガーナ共和国大統領(H.E. Nana Addo Dankwa AKUFO-ADDO, President of the Republic of Ghana)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
 なお,首脳会談後,両首脳が立ち会いの下,無償資金協力「第二次国道八号線改修計画」の交換公文の署名が行われるとともに,日・ガーナ共同声明骨子(PDF)別ウィンドウで開く仮訳(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く)を発出しました。次いで両首脳による共同記者発表が行われました。その後,安倍総理大臣主催の夕食会が行われ,両国関係の幅広い話題に会話が及びました。

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    握手を交わす両首脳
    (写真提供:内閣広報室)
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    日・ガーナ首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)

1 冒頭発言

(1)安倍総理大臣から,アクフォ=アド大統領の大統領としての初訪日を心から歓迎するとともに,民主主義の模範国であり基本的価値を共有するガーナは,日本企業にとって重要なビジネス拠点である旨述べました。また,日・アフリカ間の保健協力のハブである野口記念医学研究所が来年設立40周年を迎えることは喜ばしい,TICAD7にはアクフォ=アド大統領に是非参加して欲しい旨述べました。

(2)これに対し,アクフォ=アド大統領から,訪日招待を感謝する,今回の訪日で歴代ガーナ大統領5人連続の訪日となる,最近,在ガーナ大使館前の通りを野口英世博士ストリートと命名した,日・ガーナ両国は民主主義等基本的価値を共有している,日本のこれまでの支援に対し感謝する,二国間関係を新しい段階に高めていきたい旨述べました。

2 二国間関係

 安倍総理大臣から,ガーナは,西アフリカ「成長の環」構想で主要な位置を占めており,優れた日本の技術を活用しつつ,国際スタンダードに則った質の高いインフラ整備を通じて域内の連結性向上に貢献していく旨述べました。また,安倍総理大臣から,ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)(PDF)別ウィンドウで開く推進国であるガーナとの間で保健分野において協力していく旨述べました。
 これに対し,アクフォ=アド大統領から,日本の開発モデルに強い影響を受けている,ガーナは経済構造改革に取り組んでおり,IMFのプログラムが本年末に終了予定であり,近年は高い成長率を記録している,日本の教育,産業,農業,最新テクノロジー等の分野での支援を期待する,日本企業に是非ガーナ市場に参入してもらいたい旨述べました。
 両首脳は,ガーナへの投資促進に向けて,ビジネス環境の整備が重要であるとの認識で一致し,安倍総理大臣からアクフォ=アド大統領の力強いイニシアティブを期待する旨述べました。
 また,安倍総理大臣からアフリカ大陸自由貿易圏設立協定の署名を歓迎し,批准の現状について質問したのに対し,アクフォ=アド大統領から,アフリカ域内貿易やAU内の署名・批准の状況を説明し,来年中の同協定発効を期待している旨述べました。

3 地域情勢・国際場裡での協力

 両首脳は,法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序を維持することへのコミットメントを再確認し,現状を変更し得るあらゆる一方的行動にも反対を表明しました。また,北朝鮮問題については,朝鮮半島の非核化に向け,国連安保理決議の完全な履行が必要であるとの立場で一致しました。また,安倍総理大臣から,拉致問題に関する理解と協力を求め,アクフォ=アド大統領から支持が表明されました。
 両首脳は,国連安保理改革に関して両者が立場を共有していること,テキスト・ベース交渉の早期開始に向け連携していくことを再確認しました。
 さらに,安倍総理大臣から,2025年国際博覧会開催国選挙におけるガーナからの支持に対して謝意を伝達するとともに,大阪万博には是非アクフォ=アド大統領に参加いただきたい旨述べたのに対し,アクフォ=アド大統領から,来年のTICAD7,2020年の東京オリンピック・パラリンピック,2025年の大阪万博へ参加したい旨述べました。

[参考]西アフリカ「成長の環」広域開発戦略マスタープラン策定計画
 対象地域(ガーナ,コートジボワール,ブルキナファソ,トーゴ,ベナン及びナイジェリアの一部)において,開発ポテンシャル及び回廊輸送におけるボトルネックを特定し,沿岸部と内陸部のバランスある経済発展を目指す地域開発戦略及び回廊開発計画。

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    共同記者発表
    (写真提供:内閣広報室)
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    共同記者発表
    (写真提供:内閣広報室)

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