パラオ共和国

令和元年10月21日
(写真1)安倍総理大臣とレメンゲサウ・パラオ大統領との会談 安倍総理大臣とレメンゲサウ・
パラオ大統領との会談
(写真提供:内閣広報室)
(写真2)安倍総理大臣とレメンゲサウ・パラオ大統領との会談 安倍総理大臣とレメンゲサウ・パラオ大統領との会談
(写真提供:内閣広報室)

 本21日,午後3時55分頃から約10分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のトミー・E・レメンゲサウ・Jr.パラオ共和国大統領(H.E. Mr. Tommy E. Remengesau, Jr. President of the Republic of Palau )と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 安倍総理大臣から,「レメンゲサウ大統領の訪日を歓迎するとともに,本年は日パラオ外交関係樹立25周年という記念すべき年であり,100年を超える特別な絆を有する友人であるパラオとの関係を更に発展させていきたい」旨述べました。これに対し,レメンゲサウ大統領から,「今般の訪日にかかる温かい歓迎に感謝する。即位の礼に参列できることができて嬉しい」旨述べました。

2 両首脳は,日・パラオ間の強固な二国間関係の更なる発展について議論しました。安倍総理大臣から,「2020年にパラオが主催するアワ・オーシャン会合やパラオの観光の促進を後押ししていく」旨述べたのに対し,レメンゲサウ大統領から,日本からの支援や民間投資,観光客の拡大に高い期待が表明されました。

3 両首脳は,パラオにおける遺骨収集事業への取組や日本漁船の安定的な操業などのために,引き続き協力していくことを確認しました。

4 その他,両首脳は北朝鮮問題についても意見交換を行いました。また,安倍総理大臣から,拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求め,レメンゲサウ大統領からの支持を得ました。


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