バングラデシュ人民共和国

平成30年9月25日
日・バングラデシュ外相会談1
日・バングラデシュ外相会談2

 第73回国連総会出席のためニューヨークを訪問中の河野太郎外務大臣は,25日(火曜日)午前9時50分頃(現地時間;日本時間同日午後10時50分頃)から約40分間,アブル・ハッサン・マームード・アリ・バングラデシュ外相(H.E.Mr. Abul Hassan. Mahmood Ali)と外相会談を実施しました。概要は以下のとおりです。

1 冒頭,河野大臣から,先月ダッカでお会いしたアリ外相との再会を歓迎すると共に,「包括的パートナーシップ(PDF)別ウィンドウで開く」を一層推進し,2021年までの中所得国化に向けバングラデシュの発展に引き続き全面的に協力していく旨,また,2022年の外交樹立50周年に向け,両国関係を一層強化したい旨伝えました。これに対し,アリ外相からは,二国間関係強化のための交流を促進したい旨発言がありました。

2 河野大臣から,ハシナ首相のリーダーシップの下,バングラデシュ政府が実施しているラカイン州からの多数の避難民の受け入れと支援,解決のための対話継続に対して,引き続き高く評価している旨を伝えるとともに,日本は,バングラデシュとミャンマーとの二国間合意に基づく「安全,自発的で尊厳ある」避難民の帰還を引き続き後押ししていくこと及びこの課題に対する国際社会の支援を呼びかけたい旨伝えました。これに対し,アリ外相からは,自身のミャンマー訪問について説明がなされ,ミャンマー政府の最近の前向きな動きを評価するとともに,避難民の速やかな帰還への決意が示されました。

3 両外相は,朝鮮半島の非核化に向けて,引き続き,国際社会が安保理決議の完全な履行を確保することの重要性を確認しました。


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