東ティモール民主共和国

平成28年10月7日
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 本7日,午後2時35分頃から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のカイ・ララ・シャナナ・グスマン東ティモール指導大臣兼戦略投資大臣(H.E. Mr. Kay Rala Xanana Gusmão, the Minister Mentor and Minister of Planning Strategic Investment, the Democratic Republic of Timor-Leste)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。表敬には,萩生田光一内閣官房副長官他が同席しました。

1 冒頭,安倍総理大臣から,東ティモールの建国の父であり,国民の英雄である貴大臣の訪日を歓迎,今回の訪日を機に,両国関係を一層発展させたい旨述べました。
 これに対して,グスマン大臣から,東ティモールの国造りに対する日本のこれまでの支援に心より感謝する,東ティモールは若い国であり,日本の支援を必要としている旨述べました。

2 また,安倍総理大臣から,グスマン大臣の協力を得て,ディリ港フェリーターミナルの改修等,3月に約束した50億円の支援を達成したことは喜ばしい,海上自衛隊護衛艦「ふゆづき」の東ティモール寄港は両国の防衛交流の進展の象徴であり,護衛艦の寄港等,様々な分野での交流を進めたい,また,東ティモールのASEAN加盟を支持しており,人材育成等を通じて東ティモールの努力を後押しする旨述べました。
 これに対してグスマン大臣から,国際協力機構(JICA別ウィンドウで開く)は両国間の架け橋として重要な活動としている,また,東ティモールにおける日本企業の投資を期待する旨述べました。また,両者は,南シナ海を含め,海における法の支配,紛争の平和的解決の重要性につき,一致しました。


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