フィリピン共和国

令和8年1月15日
書簡に署名する両外相

 1月15日、フィリピン共和国の首都マニラにおいて、茂木敏充外務大臣とマリア・テレサ・ラザロ・フィリピン共和国外務大臣(Hon. Maria Theresa Lazaro, Secretary of Foreign Affairs of the Republic of the Philippines) との間で、9.00億円を供与額とする令和7年度OSA(政府安全保障能力強化支援)案件に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. フィリピンは、南シナ海やルソン海峡に面したシーレーンの要衝に位置しており、地域の安全保障において重要な存在です。また、我が国にとって、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に向け、関係を一層強化している戦略的パートナーです。
  2. 本支援は、フィリピン海軍のために、複合艇格納施設及び進水路(スロープ)を建設するものであり、OSAで初のインフラ案件です。これにより、令和6年度OSA案件で供与を決定した複合艇及びフィリピン海軍が現在保有する複合艇を効果的に管理・運用することが可能となり、フィリピン海軍の海洋状況把握(MDA)能力や警戒監視能力が向上することが期待されます。
  3. 本支援を行うことは、我が国とフィリピンの安全保障協力を促進し、我が国の重要なシーレーンの安全性を高め、地域の平和と安定の維持・強化に貢献する上で大きな意義があると考えられます。

(参考)OSA(政府安全保障能力強化支援)

 同志国の軍等に対して資機材供与、インフラ整備等を行うための無償資金協力の枠組み。同志国の安全保障上の能力や抑止力の強化に貢献することにより、我が国との安全保障協力関係の強化、我が国にとって望ましい安全保障環境の創出及び国際的な平和と安全の維持・強化に寄与することを目的としている。


フィリピン共和国へ戻る