ベトナム社会主義共和国

日越協力委員会第10回会合及び日越外相会談(ワーキングランチ)

平成30年9月13日

  • 日越協力委員会第10回会合
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  • 日越協力委員会第10回会合

 本13日,ベトナムを訪問中の河野外務大臣は,ファム・ビン・ミン・ベトナム社会主義共和国副首相兼外務大臣(H.E. Mr. Pham Binh Minh, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs of the Socialist Republic of Viet Nam)と10時30分(現地時間)から約75分間,日越協力委員会第10回会合を共催し,続いて,11時45分(現地時間)から約65分間,外相会談(ワーキングランチ)を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 日越協力委員会第10回会合

  • 日越協力委員会第10回会合
  • 日越協力委員会第10回会合

(1)冒頭

ア ミン副首相から,初めて河野大臣と共に日越協力委員会を開催でき嬉しく思う,両国の外交関係樹立45周年の節目に訪越いただいたことは,両国関係の更なる促進にとって大変意義深い,本会合を通じて,あらゆる分野で発展している協力の進捗をフォローアップし,両国首脳間の合意を実現していきたい旨が述べられました。
イ 河野大臣から,御多忙の中,ミン副首相を始めベトナム側関係者の御準備に感謝,本会合を通じてクアン国家主席訪日の成果をフォローアップし,幅広い二国間協力の現状を確認し,「広範な戦略的パートナーシップ」の更なる進展につなげたい旨を述べました。
ウ また,ミン副首相から,先般の台風21号及び北海道胆振東部地震による被害に対するお見舞いの言葉が述べられ,河野大臣から謝意を表明しました。

(2)経済協力

ア 河野大臣から,ベトナムの持続的成長は地域の平和・安定・繁栄にとって重要であり,日本企業の関心も引き続き高い,投資環境改善,成長モデル転換,行政改革等に対するベトナムの努力を支援したい,ロンタイン空港,高速鉄道,高速道路,エネルギー開発,消防,郵便,情報通信,廃棄物処理等の分野における「質の高いインフラ」整備で協力したい旨を述べました。また,人材育成について,日越大学や日本型高専教育を通じた協力や,党幹部育成,アジア健康構想の下での医療人材育成が進むことに期待を示しました。
イ ミン副首相から,日本のODAを通じた協力や日本との投資・貿易関係はベトナムの社会経済発展に大きく貢献している,ベトナムは現在,生産性向上や成長モデル転換などを目標としており,インフラ,人材育成,行政改革,気候変動対策などの分野を中心に,引き続き日本の支援を期待する旨が述べられました。
ウ 双方は,TPPやRCEPを通じて,自由貿易を推進していく意思を確認しました。

(3)人的交流

ア 双方は,両国間の人的交流の拡大に歓迎と期待の意を示すとともに,日本で学ぶベトナム人留学生・技能実習生に関する悪質な仲介業者への対策が重要であるとの見解を共有し,引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
イ 河野大臣から,引き続き文化・スポーツ交流を通じて国民間の友好関係を強化したい,人的交流の拡大のため,本年度中に開始予定の日本語教師育成事業などを通じて日本語教育分野の協力を促進したい旨を述べました。ミン副首相からは,観光交流も促進したい旨が述べられました。

2 日越外相会談

  • 日越外相会談(ワーキングランチ)
  • 日越外相会談(ワーキングランチ)

(1)河野大臣から,日本とベトナムは地域の平和と安定を確保していく重要なパートナーであり,自由で開かれたインド太平洋地域の実現のため,これまで以上に連携していきたい旨を述べました。ミン副首相から,地域及び世界の平和と安定のため,地域・国際場裡における連携を深めたい旨が述べられました。
(2)両大臣は,メコン地域全体の発展のための協力を進めていく意図を共有しました。また,河野大臣から,日メコン協力を更に進展させたい,メコン諸国間の協力枠組みの定着にベトナムが積極的役割を果たすことを期待する旨を述べました。ミン副首相からは,日メコン協力に対する大きな期待が示されました。
(3)また,南シナ海や北朝鮮等地域・国際情勢につき意見交換を行いました。

 【参考】日越協力委員会
 2006年11月の首脳間合意により,両国間の互恵的協力関係全体についての方向性を議論する場として設置された。原則として年1回定期的に日本とベトナムで交互に開催。両国外相が共同議長となり関係省庁の幹部が同席し,経済,経済協力,人的・文化交流,農業,エネルギー等幅広い分野における議論を行っている。

第1回07年5月 麻生外務大臣及びキエム副首相兼外務大臣(於:東京)
第2回08年7月 高村外務大臣及びキエム副首相兼外務大臣(於:ハノイ)
第3回10年1月 岡田外務大臣及びキエム副首相兼外務大臣(於:東京)
第4回12年7月 玄葉外務大臣及びミン外務大臣(於:ハノイ)
第5回13年9月 岸田外務大臣及びミン副首相兼外務大臣(於:東京)
第6回14年8月 岸田外務大臣及びミン副首相兼外務大臣(於:ハノイ)
第7回15年7月 岸田外務大臣及びミン副首相兼外務大臣(於:東京)
第8回16年5月 岸田外務大臣及びミン副首相兼外務大臣(於:ハノイ)
第9回17年5月 岸田外務大臣及びミン副首相兼外務大臣(於:東京)


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