タイ王国
日・タイ外相会談
令和7年9月26日


9月26日、午前9時55分(日本時間9月26日午後10時55分)から約30分間、国連総会出席のため米国を訪問中の岩屋毅外務大臣は、シーハサック・プアンゲートゲーオ・タイ王国外務大臣(H.E. Mr. Sihasak Phuangketkeow, Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Thailand)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、シーハサック大臣の外務大臣就任への祝意を述べるとともに、タイ・カンボジア間の軍事衝突による犠牲者に対する哀悼の意を伝え、両国が引き続き停戦合意を遵守し、緊張が対話を通じて平和的に解決されることを期待しており、日本としても緊張緩和のための取組を後押ししていく旨述べました。
- また、岩屋大臣から、2027年の日・タイ修好140周年に向けて、「包括的戦略的パートナー」として、経済分野をはじめ両国の関係を更に深化させたい旨述べました。また、日本として引き続きタイのOECD加盟プロセスを力強く後押ししていく旨述べ、先般、バンコクで成功裏に開催したOECDによる東南アジア向けAI関連ワークショップの第2回の開催も支援していく旨伝達しました。さらに、両外相は、二国間の経済・人的交流分野について意見交換し、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。